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誰かのいつか

レコーダーの残量が少ないので
溜まりに溜まった情熱大陸を見た
が〜まるちょばの回で
ヒロポンが言う
見てる側の
その人個人だから見られる
背景だったり情景だったり
その人だから聞こえてくるセリフが
多分ある、と

パントマイムとは
言葉を使わず、身ぶりや表情だけで表現する演劇。また、その演技。無言劇。黙劇。
ちょっと写真1枚と似てるなぁ
写真には言葉も映らないし
その前もその後も写らない。
真実のようで真実でないことも多い。

私が常日頃思っている
私の撮った写真に対しての感じ方に通じるものがあって感慨深かった。
私の写真は私の生活野地続きで
ポートレートだろうがスナップだろうが
ご飯写真だろうが
私が見て、生きてきた時間を撮っている。
私の見た世界であるが
撮った写真を見て何か思う人には
その写真を通して、その人の生きて見てきた
「いつか」を思い出し、その時の気持ちに思いを馳せているのだろう
刺々しいどうしたらこんな世界に見えるんだ!
の感性にめちゃくちゃ憧れるけれど
平々凡々な私のこの感性も嫌いじゃない

もうひとつ、ひろポン曰く
体の動きていうのは
全部気持ちがあるから動く
形を真似るだけでは
人の心は伝わらない
物語にはならない

バズってる写真を真似たとて
その場で気持ちが動いていないのであれば
ただのその場所の記録で
映えるだろうけど
誰かのいつかには程遠いだろうなぁと

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