3月の旅行4日目

三日目の記事以降Noteが更新されないので、察しがいいかたは「ああ、三日回たら飽きたのね」と思っていらしたかと思います。
実はそうではなくて、四日目いこう記事が書けないくらいいろんなハプニングがありまして、今は帰宅して自分の仕事部屋でこれを書いています。
ということで、まずは4日目の動きからお話ししますね。

前日にしっかり体を休めたおかげもあって、その日は結構元気でした。
佐世保で過ごせる最後の日だったので、思う存分父との時間を楽しもうと思っていたので、早めに合流はしたもの、何をすればいいのかわからない。
元々仕事の時以外はほとんど寝ていて、休日の楽しみ方とかあまり知らない父の生き方をそのまんま学んでしまったのが僕なので、それも無理のないことで、2人で「何して過ごそうか」とただただ黙り込むばかりで、結局僕たちは西海橋に行くことにしました。

西海橋といえば、子供の頃には毎週のように学校の寮に行くために通った場所。土曜日にはワクワクしながら自宅に向かっている時に通ったものの、次の日には寂しい思いをいっぱいに詰め込んだ鞄と一緒に寮に戻るために通った場所として覚えていて、今でもなんともアマジョッパイ気分になる場所です。
とはいえ、今は西海橋も二つになり、お土産屋さんみたいのもできたりしてすっかり観光スポットになっていたので、それなりに楽しい時間を過ごすことができました。
父が勧めてくれた芋餡入りの鯛焼きを食べて潮風に当たって、子供の頃にこの橋を渡ると辛かったことなどをいろいろ話して過ごしました。

まあ、そんな父と息子の思い出話も長続きするわけもなく、車で佐々に移動することにしました。
うっかり「おでんの餃子を最近手べてないなー」と言ってしまったため、一所懸命その「おでんの餃子」を探し回って、なぜか佐々町にある父の知り合いのラーメン屋さんにそれがあることを見つけてきた父が、わざわざ電話をかけて取置きまでお願いして食べさせてくれた餃子はとても懐かしい味でした。
しかし、しかしですよ。ラーメンがちょっと口に合わなくて、でもいつものようにスープまで全部飲み干して、おにぎりまで食べてお店を後にしました。

ここまでの工程を半日ほどで過ごして、さて何をしようかと考えた時に、完全にネタ切れになってしまったことに気がつきました。
もともと「烏帽子にでも行ってみようか」と父を呼び出したのですが、「烏帽子に行っても風が吹いてるだけで何にも面白いものはない」という父に誘われて西海橋に行ったのですが、昔話してラーメン屋さんで餃子を食べたらなんだかお腹いっぱいになってしまった感じで、その日は早々にホテルに帰って休むことにしました。
せっかくの親子の時間なのに勿体無いとか、いろいろ思うところはあったのですが、僕を退屈させてはならないとおもいっきり気を使っていろいろなアクティビティーを考えてくれてる父の優しさがなんだかちょっと重たくて、次の日に駅で見送ってもらう約束をしてその日はホテルの部屋で休むことにしました。
この時は、翌日以降に起こるハプニングのことなんて想像もしないままで。

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