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全然売れなかった商品が、即完売した秘訣は?


富裕層が旅行に来る街のとあるお店の話。

そこにはさまざまな商品があるが
なかなか売れない鉱石があった。


店主はそれを売ろうと置く場所を目立つところにしたり
セールスをかけたりもしたが、なかなか売れない…



ずっと売れ残っているのも…と考え
アルバイトに『1/2の金額にしておいてくれ』とメモを残し
数日後、お店に出ると石は全て売れていた。


もともと売ろうとしていた半額にしたのだから
売れて当然であろう、と店主が棚に行くと


なんと…
アルバイトが間違えて
もともと販売していた金額の1/2の金額ではなく
「2倍」の金額にしていた!


全く売れなかった鉱石は
金額を倍にしてなぜ売れたのか?




ー多くの人が知っているモノの話をしよう。


永遠の象徴とするダイヤモンドは
あるとき、鉱山で大量に採掘できるようになった。


価格の暴落が始まるとなったとき
とある会社が鉱山ごと買い占め
需要と供給のバランスを完全にコントロールした。

一時は世界に流通するダイヤモンド市場の8〜9割を占めるほどの力を持った。

彼らは採掘されたダイヤモンドのほとんどを売りに出さない。
そうしてダイヤモンドの希少価値をあえてつくる。

さらには映画やテレビなどのメディアを使い
「ダイヤモンドは永遠の輝き」
「婚約の際にはダイヤモンド」
「給料の○ヶ月分の価格を買う」

などのイメージを全世界の人に植え付けた。



今でも多くの人がダイヤモンドは
高級というイメージを持っているように
愛の象徴というイメージを持っているように


多くの人がモノを見るとき
そのモノの本来の質や意味を見ているわけではなく、

その価格や植え付けられた価値観で判断する場合が多くあるということ。


最初に書いたあるあるお店の売れ残った石の話でも
価格の安さによってそのモノの質は信頼されず
高くすることで良いモノだと信頼を得て売れたという事例。


きっとあなたの身近にも意識していないだけで
こういった事例があるはず。


もし、身近で気づいた例があればコメント欄でも教えてください。




誰もが記憶力のなさを嘆くが
判断力のなさを嘆く者はいない。

ラ・ロシュフコー



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