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スピリチュアルの活用法 夢占い

スピリチュアルは半分だけ信じている。
ここでいうスピリチュアルとは、夢占い、風水、おみくじなどだ。
私の実家は、母方の実家の家業の余波を受けて、何百万と預金を溶かされた。
迷惑かけないようにするから、必ず返すから。
返ってきたためしがないため、お金は貸すのではなくあげるものだと思っている。
よく母は変な宗教にハマらなかったなと感心する。まあ某六星占術のアプリを永年愛用し続けたのは、心の支えがそこだけだったからだろう。解約するのにものすごい手間がかかったため、嫌なアプリだったなぁとは思うが。

話は変わるが、昔からよく悪夢を見る。
いい夢だった試しはない。追いかけられる、追い詰められる、試験に落ちる、試験の問題が解けない、遅刻する、道に迷うなどなど。
熊に追いかけられてその爪が服に届くかどうかという夢を見た時は生きた心地がしなかった。
昔はそれでよく朝から母に泣きついたものだが、次第にまたか、なんでお前はそんなにマイナス思考なんだと突き放されるようになった。
似たようなことを元パートナーに相談されたときにわかったのだが、ネガティブな話題が常に出るのはまあウザい。ポジティブな女性がモテるのもよく理解できる。
母に謝りたいとも思うが、心が不安定な人間に育てたのはそっちなんだから責任取れと逆ギレしたくもあった。勝手なものだ。
心の弱い私は、突き放されて泣くしかないわけだが、ふと昔読んだ心理学の本の、夢占いという話を思い出した。ネットで検索をかけてみると、いろいろと教えてくれるサイトが出てきた。
迷う夢は今の自分の抱えている心の迷い。
学校の夢は今抱えている課題に対する不安。
熊の夢は母親に対する感情。
いろいろなサイトを見ていくと、たいてい同じことが書いてある。要約すると私の心は常に不安や恐怖心を抱えているということになるのだが、不思議とそれがわかると楽になった。
得体のしれない悪夢が、自分が解決すべき課題になったからだと思う。
夢占いの面白いところは、夢の中で象徴する事柄に対して、みんなが同じ印象を抱いているところだ。赤は情熱、青は冷静みたいな、そんな感じ。
そういうデータを集めて夢占いというものが体系だてられていったと思うと、スピリチュアルから学問になるのだから面白い。
悪夢を見たら、調べてみると、自分の本音に気付けるかもしれない。

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