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DODGEBALL・ルールクイズ-001

JDBA公式ルールに則ったクイズです。

Q.001

Aチーム選手12番の強烈なアタックが
Bチーム内野選手10番のヒザに当たり
ボールは大きく空中にはねて
Bチーム外野選手5番が
直接ノーバウンドでキャッチしました。
Bチーム5番は外野エリア内で捕球。
オーバーライン等のファールは犯していません。

この場合のBチーム10番の扱いはどうなるでしょう。
アウトでしょうか?セーフでしょうか?



小学生じゃレアケースらしい

答えは、アウトかセーフかの二択ですね。
論点は外野選手のアシストが成立するかどうかですが、正解は、なんとアシスト成立でBの10番はセーフとなります。そして試合はそのまま5番ボールとなります。

どうでしたか?正解できましたか?意外だったでしょう!?私も初めて聞いた時は驚きました。(お恥ずかしながらごくごく最近のことです)

大きく跳ねやすいのはヒザ、肩、そして頭部ですかね。頭部はもちろん肩の場合も箇所によってはオフィシャルタイムを取り安全確認。ヘッドアタックであれば内野ボールから、試合続行であればBの5番ボールから再開ですね。

主審としての注意点はボールが着地するまでアウトコールはしないことです。これは今回のケースに限らずどんな場合でもそうですね。ボールが宙にあってアシストの可能性が残されている場合は決めつけずに着地まで待つことです。落ち着いてやれば大丈夫ですね。

それと、イリーガルスローでないかどうかも注視しておく必要があります。なかなかないケースなので例を出すのも一苦労ですが、例えば、Aチームの選手がカウントを落とそうとして投げたバウンドシュートに対し、これを阻止しようとしたBチーム10番は(あろうことか!)足を出してサッカーのキックの形で飛んだボールを外野エリアでBチーム5番がキャッチというケース。

こちらはボールを弾いたとみなされBチーム10番のイリーガルスローとなるでしょう。アシスト不成立でBチーム10番アウトAチームボールから試合再開です。最初のケースとはアウトセーフも支配権も180度違ってきますから、その点はしっかり見て判定を下しましょう。主審に限らず副審、ラインズマンもしっかりフォローできるとカッコイイですよ。

プレイヤーのみんなは外野にいてもアシストできるんだ!ということを覚えておいてしっかり準備だけはしておこうね。本当にこれはレアケースだけどその時にしっかり対応できれば間違いなくヒーローになれるよ!


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