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理系大学生の研究室事情【薬学部4年】

みなさんこんにちは~

今回は薬学部の研究室の流れについてざっくりとお話します。
ちなみに私は現在薬学部4年生です。
身バレ防止のため少々事実とは違うところもありますが、ご了承ください。


研究室選び

3年生の後半から4年生にかけて研究室配属が行われます。
決定前に色んな研究室を回って、先生や先輩とお話して、どこに行きたいか考えます。コアタイムや休暇の量、研究内容や先生との相性など色々なことを加味して考えます。
決定方法は大学によって様々で、完全成績順や、少しだけ成績を加味して後は話し合いのところ、くじびき、ルーレットなどなど。
成績以外の決め方だと正直 ”運” です。
薬学部の研究室は約3年所属することになるので、結構緊張しますね。
決める際に揉め事が起きる、なんてことも珍しくないそうです。

研究室配属

研究室が決まったら、早速研究に取り掛かる、というところは少ないようです。まずは、基本手技の習得や、研究に関する知識習得、論文読みなどがほとんどです。
ある程度それが終わったら、研究テーマを決定し、研究に入っていきます。研究テーマも先生から与えられるところと、自分で一から考えるところがあります。自分で考えるのはなかなか大変そうです。

4年生と研究室

4年生の前期はまだ授業があります。ですので、授業がないときに研究室に来て研究をすることになります。4年生の後期はCBTとOSCEという、5年生で実習に行くためのテストがあり、その実技テストの対策授業が入ります。総じて、研究と勉強との両立が必要で、しっかりと研究をするのはなかなか難しいです。

5年生と研究室

5年生の半分は薬局と病院実習です。つまり、研究ができるのは約半年。4年生のように授業がないので、半年は研究に専念できます。ここである程度卒論発表ができるように、研究を進めておく必要があります。研究室によっては、学生の研究の進捗状況について一切触れてこない放置系の研究室もあるので、その場合は自分でしっかりとスケジュールを決めて進めなければいけません。厳しいと言われる研究室は、ある意味しっかり見てくれるので、その点は安心かもしれないですね。

6年生と研究室

6年生になると、就活や国試勉強が本格的に始まります。その合間をぬって研究をすることになります。しかしながら、卒業論文も仕上げなければならず、常に忙しいことは間違いないです。卒論で焦らないようにできるだけ早めに研究のめどはつけておきたいものですね。

卒論発表

先ほども少し触れましたが、卒論発表と卒論提出を経て、研究室生活は終了です。そこからは、全時間を国試勉強にあてるようになります。

以上、薬学部の研究室の流れ紹介でした。
私は国立大学の薬学部に所属しているのですが、私立だとスケジュールが大きく変わるところもあるみたいです。あくまで参考程度にしていただければと思います。
なにかご質問などあれば、気軽にコメントどうぞ~

それではまた~


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