ブライダルバイトってどんなことをするの？（後編）

こんにちは～
今回は前回のNoteに続きブライダルバイトについて紹介していこうと思います。前編を読んでいない方はぜひ読んでみてください！

このNoteは、ブライダルバイトってどんなことをしているのか気になる！という人や、結婚式を挙げるにあたってスタッフがどのような動きをするのか気になる！という人にぜひ見ていただきたいです。

私のブライダルバイト歴は2年ちょっとです。
ブライダルバイトの中でもいろいろな担当の仕事を経験してきました。

今回も引き続き、担当ごとに仕事内容とその長所短所を紹介していきます。

インフォメーション

〇仕事内容
結婚式場の入り口から受付場所（ラウンジ）まで案内し、ラウンジから挙式会場まで案内することが主な仕事です。そのほかに、荷物のお預かりや、更衣室・ロッカー・お手洗いの案内、受付担当者の誘導なども行います。場合によっては、ゲストや親族の集まり状況の確認も行い、プランナーに伝えます。披露宴が終わった後の送賓案内の手伝いをする場合もあります。
〇長所
お客様と関わることが多いお仕事なので、やりがいを感じやすいです。数人でチームになってする仕事なので、仲良くなりやすいです。
〇短所
親族やゲスト全体を動かすということで責任が重いです。挙式直前に来る方、遅れてくる方にも臨機応変に対応しなければならず経験が必要です。

先導、マイク

〇仕事内容
先導は披露宴会場内で、新郎新婦が会場内を歩く際、毎回お二人を先導する役割を担当します。進行のサポートをすることが多く、ケーキ入刀の説明や準備、友人スピーチ時の椅子引きと誘導など様々な仕事をしています。
また、マイク係は祝辞や乾杯などマイクを使う場面で先に準備をしておきます。先導と協力して仕事を行うことも多いです。
この役職辺りから社員さんと関わる機会が増えます。
〇長所
次の進行を考えて、1歩先に行動する能力が付くので、就活でも役立つと思います。会場のサービスマンより時給が上がります。
〇短所
少しのミスでも進行に影響が出たり、ゲストの方にミスをしたことがばれてしまうので、緊張感があります。

アテンド

〇仕事内容
メインのお仕事は新婦さんのサポートです。新婦さんはドレスを着ていて動きづらいので、披露宴会場では椅子に座ったり立ったりするのを手伝ったり、会場を移動しているときにドレスの裾を整えたりします。（もちろん和装の場合も同様です）実はこのお仕事は新郎新婦が式場に来た時から、帰るまでずっとサポートをする仕事で、新婦以外にも親族のサポートもするため常に忙しいです。
〇長所
ドレスが好きな人、身近で見たい人、新婦のサポートを直接したい人にはおすすめです。1日中一緒にいるので、両親への手紙を読んでいるときは感情移入して涙を流したり、最後に新婦さんから直接感謝の気持ちを伝えてくれたりすることもあります。大変ですがやりがいは感じると思います。時給も少し上がります。
〇短所
シンプルに拘束時間が長いです。また、新婦さんが今困っていることはないか、と常に気を配る必要があります。次の進行が何かも把握しておくことが必須です。

サブリーダー

〇仕事内容
主な仕事内容は、披露宴会場での進行に合わせて、コース料理の提供タイミングの決定し、スタッフへのサービスの指示を出すことです。披露宴の時間内に料理を提供し終えるかつ、お客様に満足をしていただけるように気をつけながら指示を出さなければいけません。また、新郎新婦への料理の提供もサブリーダーの仕事です。
〇長所
仕事内でサービススタッフ全員とコミュニケーションを取ることができます。テキパキと仕事をしている様子は後輩から「あの先輩すごい！」と信頼されること間違いなしです。時給も上がると思います。
〇短所
お客様によっては、アレルギーがあったり、妊婦さんや授乳中の方、子供など、通常料理と違うものを提供しなければいけないことがあります。それをミスなくサービスするようにスタッフに確実に指示を出す必要があります。特にアレルギーは出し間違えると一大事なので要注意です。

リーダー

〇仕事内容
披露宴会場での新郎のサポートと、披露宴全体の指揮が主な仕事内容です。新郎のサポートは少しアテンドに似ていて、着席やご起立のタイミング、お辞儀のタイミングなどを横でお伝えします。ただし、新郎は新婦とは異なり、自由に動けることが多いため、手厚いサポートはいりません。それよりも重要になってくるのが、披露宴の全体指揮です。披露宴というのはもともと時間がきっちりと決められていて、その時間内に収めるのがリーダーの仕事です。次の進行を何分からスタートするかを決め、司会者や他の先導・マイクなどのスタッフに伝えます。宴中にイベントがある場合は、それの手伝いもして、進行がスムーズにいくようにします。
このお仕事は式場によっては社員のみがするところもありますが、私のところはアルバイトもしていました。
〇長所
プランナー、衣装担当、司会者など多くのスタッフとコミュニケーションを取ることができます。全体を見て、そして次の進行を考えて行動できるスキルが身につきます。慣れてくると「サービスをしなくてよいので楽しい！ハプニングも大歓迎！」と感じるそうです。（私はなかなかそこまでいけません）時給も上がります。
〇短所
単純に責任が重いことです。披露宴が成功するかどうかはリーダーにかかっていると言っても過言ではありません。決断力と統率力が必要になります。

ということで、ブライダルバイトの仕事について紹介してきました！
どうでしょうか、イメージと違った部分、知らなかった仕事などありましたか。もし気になることがあればぜひ、コメントしていってください。

もし、これを読んでくださっている新郎新婦さんの中で「結婚式うまくいくかどうか不安を持っている方」いらっしゃったら、大丈夫です！安心してください。
披露宴中は特に、常にスタッフが近くにいるのでタイミングや動きなど教えてくれると思います。ただ楽しんでもらえたらそれで大丈夫です。進行はスタッフが頑張りますのでお任せください。

そして、ブライダルバイトを検討している方！この仕事はどうしても厳しいイメージがあります。お客様に粗相をしてはいけない、一生に一度の大切な時間ということで、社員もどうしても厳しくなることがありますが、慣れです。最初は先輩に教えてもらって、何回も繰り返していくうちにうまくなります。チームで協力して作り上げるので、すぐにスタッフ同士も仲良くなれます。ぜひ気になったら応募してみてください！
（ただ、場所によっては本当に厳しくて、きつい指示が出るところもあります。ここは正直入ってみないと分からないので、合わなければやめることを考えてもいいかもしれません。別の式場では全然対応が違ったなんてこともありますよ。）

それではまた～