心音

新卒一年目 3ヶ月弱で適応障害を発症し、休職後退職。 鬱病との向き合い方やこれからの人…

心音

新卒一年目 3ヶ月弱で適応障害を発症し、休職後退職。 鬱病との向き合い方やこれからの人生を模索しています。

最近の記事

#77 適応障害になって1年が経っていた

もうそろそろ6月だ。 梅雨の時期でもあり、五月病が抜けないとか抜けたとかそんな話をする時期だ。祝日がないと嘆いては、偏頭痛に苦しめられる。そんな時期だ。 そして、僕が適応障害で休職をしたあの日から1年が経ったということだ。 正確な話をすると、休職をしたのは6月の2週目からだが、身体が動かなくなって仕事を休みがちになったのは5月の下旬からだった。 日記を読み返すと毎日病んでいた。 「もう終わりだ」とか「無理だ」とか「死にたい」とか「苦しい」とか「辛い」とかそんな言葉ばっかり

    • #76 生死を意識する時

      昔から生きるとか死ぬとかそういうことを考えることはあった。人より多分死ぬことに魅力を感じたり、生きることへの倦怠感を抱いたりすることは多かった。 より身近に意識するようになったのは、うつ病を患ってからだ。 ニュースで政治家の不祥事やくだらない下世話話を見た時。人間の汚い部分に触れた時。自分の至らなさに気がついた時。通帳の残高を見た時。 今でも死ぬことを意識する瞬間は、数え切れないほどある。 きっと、死ぬことに対して恐怖や周囲への申し訳なさが消えた時にそういう決断をすること

      • #75 明日の仕事どうしようか。甘えるのが怖い。

        ここ数日体調が悪い。 気持ち的にどんよりした日が多く、ベッドにいる時間が徐々に増え始めた。 今一番の悩み。明日がバイトな事だ。 先週の木曜日にバイトに出た時に、若干満身創痍で仕事をした。ミスなどはなく何とかという感じではあったが、病気のことを伝えている店長にすごく心配された。 「次、日曜日だけど。人はとりあえずいるから厳しそうだったら遠慮なく連絡してね。無理しなくて大丈夫だからね。」 とそう言われた。 僕としては、金土の2日間である程度コンディションを整えたいと思いつつ

        • #74 独りがいいけど、1人じゃ生きていけない

          うつ病って、孤独を感じさせる天才だと思う。 「うつ病は甘えだ」という人がいる。不思議なことに患っている自分さえも「甘えているだけなのではないか」と感じることがある。 他人との繋がりとか全て煩わしく感じたり、この世界との関係性を全て断ち切りたいと思ってしまうことも幾度となくある。 これが、僕の生まれ持った価値観から生まれるものなのか。はたまたうつ病がそう思わせるように仕向けているのか。その両方なのか。患った本人でさえ上手く理解できない。 孤独になりたい。でも、社会に属す

        #77 適応障害になって1年が経っていた

          #73 「気にしなくていいよ」は気にしなくていい

          「気にしなくていいよ」 「考えすぎなだけじゃない?」 と言われたことはありますでしょうか。 僕は、まぁまぁあります。 ただ、僕の場合同じ人に何度も言われます。 最近、色んな人の話や本を見て思ったんです。 「気にしなくていいよ」は気にしなくていいです。 これって、大体は性格的なものであなた自身に埋め込まれてる潜在的な属性なのでそのアドバイスに従うことは、相当骨が折れる行為だと思います。 精神疾患で悩んでいる方やHSP俗に言う「繊細さん」と呼ばれる人達って自分が気にしすぎ

          #73 「気にしなくていいよ」は気にしなくていい

          #72 うつになっても頑張れることとその落とし穴

          退職し、3ヶ月間の無職生活を終えて、バイトを再開し始めて約1ヶ月が経った。 バイト自体は、週に3、4日で隔週15時間程度。 なので一日あたり4時間いくかいかないかくらい。 一つ気づいたことがある。 意外と前と同じように頑張れている。 これを自覚するのに1ヶ月かかった。 さらに、その事実に気づいたのは今再び揺り戻しで体の調子が悪いからである。 実際、無職の期間はうつが酷くて「二度と働けないのかも...」とか「仕事が生活の一部になっている自分が想像できない...」と多々思っ

          #72 うつになっても頑張れることとその落とし穴

          #71 今の僕とそれについて思うこと

          今、僕は週に3.4日ほどバイトをしている。 一日に4時間〜5時間ほどではあるが、普通に疲れる。 健康保険やその他もろもろの規定を見ると週に20時間以上働くと取られる場合があるらしいので、週に20時間は越さないようにと店長らと相談して入ったりしている。 お金の面は、多少ではあるが就職していた頃の残りがあるのでそれとバイト収入で生活ができている。 幸いなことに実家ということもあり、生活費を納めているもののそれ以上に恩恵を貰っているという状況だ。 バイトに入っているのは、生

          #71 今の僕とそれについて思うこと

          #70 最近の僕 バイトの話とか 【日記】

          バイトを始めてからメンタル的には調子がいい日が多い。 前までは、毎日がオフで何をしても何か違うような感覚がしていた。 でも、仕事の日が明確に出来たおかげで何も無い日を休みの日と思えるようになった。 だからと言って休みの日の使い方が変わった訳では無いのだけれど、前よりはその日を自分の中で認めやすくなった気がしている。 今怖いのは、揺り戻しだ。 休職から始まった療養期間中に何度か体験した。 良くなってきた感覚が続いていた時突然とうつが顔を出し、メンタルをどん底までぶち落とし

          #70 最近の僕 バイトの話とか 【日記】

          #69 大切な人たちには患って欲しくない

          うつ病になって思ったことは、絶対にうつ病にならない!なんて人はいないということ。 今日、サカナクションの山口一郎さんがテレビで 「うつ病って人の奥底に生まれつきあるもののような気がする。それが条件や何かのきっかけで表に出てきて体を蝕む。そんな感覚がした。」 とそんな感じのことを話されていた。 よく患った人が、「まさか自分がうつ病になるなんて...」という話を聞く。 僕も、「就職して多少しんどくたって仕事だし、今まである程度のことは出来てきたんだから大丈夫のはず。」と思っ

          #69 大切な人たちには患って欲しくない

          #68 うつと筋肉痛

          楽しかった思い出の余韻に浸りたい。 昨日は、サカナクションのライブを思いっきり楽しんだ。 約4ヶ月ぶりのライブで久しぶりにはしゃぎ回ったせいで今朝から筋肉痛が来ている。 今日は、バイトがあった。 ライブ後の筋肉痛も覚悟の上だったが、無事仕事は出来た。 そして、バイトから帰ってきて今。 タイミングが悪くうつがやってきた。 せっかく楽しい瞬間を味わえていて、多少余韻で楽しかったなぁの気分だったのになんの理由もなく気分が底の近くまで突き落とされた。 気分を上げるためには、

          #68 うつと筋肉痛

          #67 死ぬことを選びきれなかった過去の僕

          適応障害からうつ病になり、休職して退職してしばらく無職の期間があって...。 その中で幾度となく希死念慮と向き合いました。 「もう死ぬか」、「死んだ方がいいんじゃないか」 頭の中でこんな言葉が頻繁に浮かんでくる時期がありました。 うつ病が少し良くなってきて意欲が湧き始めていた時には、「今なら死ねそう」と思うこともありました。 向き合うことを放棄して眠たくもないのに眠剤を飲んで無理やり寝てやり過ごす日。 頭の中で浮かんでくることを想像して「いやぁ、そっちの方が良さそうな

          #67 死ぬことを選びきれなかった過去の僕

          #66 1年前の自分から

          僕は、寝る直前にスマホに日記を書いています。 昔学校で連絡帳とか日誌とかそんなのを数ヵ月後に読み返すのが好きで、そういうことをしたくてできるだけ忘れないように日記を書いています。 ちょうど1年前。 まだ僕が正社員として働いていた頃の日記を読み返していました。 今見返すとこの時点で明らかに壊れかけの状態なんですよね。 「休みの日に体が動かなくて何も出来なかった」 「朝起きたら体が動かなくて涙が出て、会社を休んだ」 「死にたくてしょうがない気分だった」 こんなことが書かれ

          #66 1年前の自分から

          #65 病を乗りこなす

          4月30日 気づけば4月の終わり 今日は、サカナクションの山口一郎さんが福岡でキャンペーンということでラジオの生放送を見に行ってきました。 サカナクションは、現在"turn"というタイトルで全国ツアーを回っています。福岡は、5月2日、5月3日の2daysとなっています。 5月2日の公演だけチケットがまだ若干残っているそうです。 いいですか。残ってますよ!!!その他の地域は即完だったのに!!何故か福岡公演だけ!残ってるらしいですよ!!!行けるチャンスがまだありますよ!(一

          #65 病を乗りこなす

          #64 そんなに無理をしてまで生きるもんじゃない

          周りの人達を見ると毎日毎日必死になって頑張って生きているように映ります。 有意義なのか、楽しんでいるのか、苦しんでいるのか、それは人それぞれだと思いますが、僕から見るとみんな凄いなとそんなことばかり思ってます。 僕も僕なりに出来ることは精一杯やりつつ、無理はしないペースで日々を過ごしています。 やる時はやる。 これが再びできるようになったのは、最近の成長かなと思ってます。 そんな日々の中で僕が大切にしてることが、 「無理をしてまで生きるもんじゃない」という考え方です。

          #64 そんなに無理をしてまで生きるもんじゃない

          #63 正社員からアルバイトになったけどメンタルが安定した話

          まず、ざっくりと自分の経歴を書きますね。 去年新卒で4月に入社→3ヶ月で適応障害→6ヶ月休職→12月末をもって退職→しばらく無職→今年の4月半ばからフリーター 上の経歴は丸と1年の間の出来事ですね。 この1年メンタル的には、どん底まで見たような感覚がしています。 今年の4月半ばからフリーターにとなっていますが、アルバイト先は大学時代にお世話になっていた所で働いています。いわゆる出戻りです。 今回は、僕自身の心情の変化について話をさせて貰えたらなと思います。 前の会社

          #63 正社員からアルバイトになったけどメンタルが安定した話

          #62 無職からフリーターになって気づいた4つのこと

          先週バイト先の面接を終えて、今週の月曜日からちょこちょこですが働き始めました。 無職の期間が4ヶ月。休職の期間を含めると働いていなかった期間が10ヶ月になりますが、フリーターに戻って気づいたことや心境の変化などを大きく4つにまとめました。 僕自身、無職の期間に焦燥感に駆られながら同じような状況の方のnoteを拝見させていただいてたので、もし同じような状況の方がいらっしゃったら参考になればと思います。 大前提として、個人的なものということでご理解いただけると幸いです。

          #62 無職からフリーターになって気づいた4つのこと