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【SNS超大手「M」社、2週連続でハッキング被害】2月4週目のS2W単独ニュース

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日はS2Wで毎週配信している2月4週目ウィークリーニュースまとめをお送りいたします。

S2WのアナリストがまとめたS2W単独のニュースによると、アメリカのグローバルSNS大手「M」社が、先週内部資産が流出した被害に続き、再度攻撃を受け従業員のアカウント情報が流出しました。
また、高級ファッションブランド「D」のウェブサイトの脆弱性情報がグローバルハッキングフォーラムで販売され約2千万人の顧客の個人情報が犯罪の危険に晒されています。

それでは、2月4週目のニュースをご確認ください。


ハマス支持勢力、韓国政府省庁のウェブサイトを対象としたDDoS攻撃を実行

・2月14日から16日にかけて、韓国政府の企画財政部(「部」は日本の「省」に相当)、教育部、科学技術情報通信部、保健福祉部、「政府24」(政府各部署への国民の請願などを統合した機能)など韓国政府機関のウェブサイト5か所が次々とDDoS攻撃を受けたことが確認されました。

・ハッカーはイスラエル・ハマス紛争でイスラエルを支持する韓国に不満を抱きDDoS攻撃を実行したと述べ、ウェブサイトの攻撃状況イメージをテレグラムチャンネルを通じて公開しました。

・ハッカー「TEAM CYBER MAFIA」と「ANON_SEC_DB」は、ハクティビズムを主張するハッカーで、2月4日に同じ理由で韓国外交部およびマスコミのウェブサイト3か所を攻撃したことも確認されました。

仏高級ブランドの脆弱性情報がダークウェブハッキングフォーラムで販売

・フランスの高級ファッションブランド「D***」ウェブサイトの脆弱性情報がグローバルハッキングフォーラム「BreachForums」で販売されています。

・ハッカーによると、脆弱性を通じてウェブサイトハッキング時に、被害ウェブサイトに保存されている約2,000万人の顧客の個人情報(メールアドレス、パスワード、連絡先、住所アドレスなど)へのアクセスが可能とのことです。

・ハッカーは、販売ポストに脆弱性に関する画像リンクを2つ挿入し、販売証明資料として活用しています。

グローバルSNS企業「M社」2週連続攻撃を受け、従業員のアカウント情報がダークウェブフォーラムにて販売される

・2月19日、アメリカのSNS超大手「M***」の従業員のアカウント情報が保存されているポータルのアクセス権限が、ロシアのダークウェブハッキングフォーラム「XSS」を通じて販売されていました。

・ハッカーは、販売ポスティングを通じて2FA認証キー、Webメールアクセス権限などの情報をすべて販売すると明らかにしました。

・ハッカーは被害企業の従業員アカウント情報を10,000ドル(約149万円)で販売しています。

・被害企業は先週「BreachForums」に内部資産が流出した被害に続き、今週も従業員情報が流出する被害を受けました。
(S2W 2月3週目ニュースレター参照)


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以上、2月4週目のニュースをお届けしました。
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