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【スンバコとみんなで過ごす断食明け】 by足立

みなさま、こんにちは!

こちらでは約1ヶ月続いた断食月があけました!

昨年2020年は日本で待機生活を送っていたので、こちらにはいられませんでしたが、今年はポレワリで過ごす4回目の断食明け大祭を、ホストファミリーであるHerwin家のみんなと過ごしています。

断食の期間中は日の出から日の入りまで飲食をしないという生活になります。日の入り後に飲み物と甘いものを少し食べてから、みんなはお祈りへ。その後、食事をします。通常であれば親戚一同が集まる1年で最も賑やかな断食明けの大祭祝日ですが、今年は例年より静かな祝日です。

こちらでは、例えば日頃頑張ってくれている従業員のみなさんやお手伝いに来てくれる方に対して贈り物をするのが習わしです。インドネシアにはスンバコ(Sembako: Sembilan Bahan Pokok)と称される日常で欠かせない食糧品・日用品9選があり、「①主食品(米やとうもろこし)、②砂糖、③野菜や果物、④肉類(牛や鶏)、⑤サラダ油、⑥牛乳、⑦卵、⑧プロパンガス、⑨塩」とされています。

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もちろん生活スタイルによって必要なものは異なりますが、この時期に贈り物する際にはこのスンバコの中から選んでプレゼントすることが多いようです。というのも、断食明け大祭では家族が集まり、いつも以上に料理するからなのだとか。

私も毎年普段KICの作業をお世話になっているスタッフの方々に、非常にささやかですがHerwinさんと一緒に用意して贈り物をしています。今年は、サラダ油と小麦粉と砂糖とクッキーを用意しました。

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何度か過去に投稿しているようにHerwin家の中にはお菓子作りを得意とするお母さんがおり、お願いしていた数量のクッキーを作ってもらいました!私は彼女らが手がける手作りのお菓子が大好きなので、いいなーおいしそうやなぁ・・・としみじみ思いながら、袋詰めしてプレゼントしました笑。

まだまだ油断ならない状況に気を付けつつ、こちらで変わらず日常を送れていることに感謝です。ポレワリでの4回目の断食期間も無事にみんなと一緒に完走出来ました!

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