正直さや誠実さの力を信じている

わたしはセールスやマーケティング（あの手この手を使ってとにかく売り込もうとすること）が得意ではありません。

「正直さや誠実さを犠牲にしてまでお金儲けなどしたくない」と考えているからです。よく聞く "Fake it untill you make it" （成功するまで成功しているフリをしろ）というようなスタイルは、受け入れられません。

これはわたしの自閉的な思考が関係しています。一般的に、自閉症の人々は筋を通すことへのこだわりが非常に強いもので、わたしもそうです。

「わたしは自閉でジェンダークィアです」とか、「まだオフィスや倉庫を構える余裕がないから自宅の一室で運営しています」とか、ビジネスやブランディングのイメージにとって不利になりかねないことも、説明せずにはいられないのです。

すべてのことを誠実に公開したうえで、それでも利用してくださるかたを、歓迎したいわけです。

いろいろ隠してごまかして、それで短期的に儲けたとしても、それに何の価値もありません。長期的には、つねに、正直さや誠実さが報われる、とわたしはおもいます。