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はじめまして

 こんにちは。どうもはじめまして。同人雑誌『ダフネ』の広報を担当することになりました、二ツ池七葉と申します。今回は初投稿ということで、我々が創刊した雑誌『ダフネ』について少しだけ。

 出版科学研究所さんの情報によりますと、1997年をピークに、雑誌の売り上げはジャンルを問わず、軒並みマイナスを記録しているのだそうです。こんな時代に、どうして雑誌なんか始めたの? そもそも、創作活動に何の意味があるの? そんな風に聞いてくる大学の知り合いが実際にいましたが、文芸活動に明確な理由を問われても困るという気が、正直しました。

 そんな矢先でした、下記のような詩と出会ったのは。

「こんな時代に生まれても
 書かずにいられぬ人がいる
 読まずにいられぬ人がいる
 読まなくたって別にいい
 書かなくたって別にいい」

「文学」より

これは雑誌の仲間、M氏が書いた詩の一節です。詩の精髄は、理屈を超えたところにある。書くのに理由などない。こんなことを思わせる、素敵な色調を帯びた詩が、我々の創刊する雑誌、『ダフネ』の第一号には収録されています。

 この調子で書き続けると、創刊した雑誌の自画自賛が続いてしまいそうなので、ちょっと短いですが、今回はこのあたりにします。東京、目白の読書会に集った若き素人作家たちが、恥じらいを捨てて思いのままに、批評・俳句・詩・小説と、多岐に渡るオリジナルな創作活動を展開しております。これからどうぞ応援のほど、よろしくお願いします!



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