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アメリカ在住の20代。自分のことを知ることが生きるということ。日々思ったこと、気づいた…

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アメリカ在住の20代。自分のことを知ることが生きるということ。日々思ったこと、気づいたことを書いています。映画、本、美術、音楽、哲学、心理学、写真、アメリカのポッドキャストが好きです。

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自分の人生は自分のもの

私たちは日々、様々な声に囲まれています。 社会からの、”常識”とされる声。 親からの、”期待”を含ませた声。 友人からの、”羨望”混じりの声。 親戚からの、”心配”という偽りの優しさで語られる声。 人は弱い生き物です。 だから何が正解かを求め、人に意見を求め、人に承認を求め、そして貰えなかった愛を求めます。 しかし、その相談した相手自身も何が正解か分からず、でも知っているふりをしていないと、と思って語られる言葉は、その人の色んな想いが混ざった主観的なものです。

    • 日本のPanasonicはやっぱりすごい!

      アメリカに住んで4年。 ドライヤーは電圧の関係で、アメリカ製のものを買って使っていました。 どうも、髪がいつもパサついて広がってしまいます。 でもずっと水の硬さ、軟水か硬水かによって髪がきしむ可能性があるというのを聞いていたので、水のせいだと思って諦めていました。 シャンプーやコンディショナーもアメリカ製のものが安いので、それを買って使っていました。 しかし!! あまりにも髪がキシキシなのが最近嫌になってきたので、ドライヤーを調べていたところ、アメリカの電圧用のも

      • どれだけ人を傷つけても平気な毒親

        わたしの母は、いくら人を傷つけても、全くなんとも思わず、謝ろうという発想すら湧かないらしい。 こんな毒親に育てられてきたため、それが親というものだと思ってたから、それが異常だとようやく分かってからは、いつも自分を責めたり、それに従ってきた自分が、バカらしくさえ思う。 しかも父親もそれを黙って見過ごしてきて、ときには母親に言われて父親も一緒に攻撃してくる始末。なんにも解決策や、なぐさめの言葉もなかった。 それがいかに普通ではなかったか。 愛をいっぱいもらってきたと思ったも

        • 死ぬこと以外はかすり傷って違くない?って話

          私の元恋人は言っていました。 「死ぬこと以外はかすり傷だからさ。って父親も言ってるし。」 彼の父は医者で、毎日患者が亡くなるのを見ているから、死ぬこと以外は、死なないから大したことはない、傷ついても挑戦すればいい。そういう根性論らしい。 しかし、わたしはこの時、この人と価値観ちがうな、と思いました。 そもそも、「死」には痛みも感覚も伴いません。死にゆく、その死に至る過程では痛みも苦しさも伴うことはありますが、「死ぬ」は客観的に見てその人が「死ぬ」のですが、本人は感覚も

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        自分の人生は自分のもの

          母の日やヴァレンタインがそもそもなかったら

          ないものからは、苦しみや影は生まれない。 何かを作り出すと、一見人の役に立ったり、楽しい行事があって、良いことだと思うかもしれない。 想いを伝えるきっかけになるから、その行事は良いことだと言われるかもしれない。 でも物事には必ず光と影がある。 毒親育ちは、母の日がつらい。 自分は好かれないなと悩んでる人は、ヴァレンタインがつらい。 何かを生み出したからには、その背後にある、影は必ず強くなる。 ヴァレンタインなどなくても、気持ちを伝えたい時に、自分の意志で想いを伝え

          母の日やヴァレンタインがそもそもなかったら

          エターナルサンシャイン Eternal Sunshine of the Spotless Mind

          この有名な映画を先日見ました。 コメディーでありながらも、奇妙で、とてつもなく哲学的なこの作品。 私の印象に残った数ある場面の一つ、クレメンティンがジョエルの幼少期の記憶の中に一緒にいる時、ジョエルは他の男の子たちから、鳩をとんかちで叩き○すよう言われている時。これを果たさなかったら、意気地なしと言われていじめられ続けるのだろう。だから彼は実行した。その後、クレメンティンが彼の手を引いて遠くの方へと連れていく。彼の気持ちを汲むかのように。 この場面を見て思い出したのは、三

          エターナルサンシャイン Eternal Sunshine of the Spotless Mind

          架空の未来のために、今日を犠牲にすることの無意味さ

          私は先日、記事に書いた通り、とあるアメリカの有名な企業の第二次面接を断らせて頂きました。 鬱になった時と同じ心の重りがずっと消えなくて苦しくて。 ずっと、親への恩返しや、周りの目を気にして、将来の安定や地位確立のために高校生くらいから、”将来”があっての”今”を生きていたように思います。 でもそうやって生きてきて、20代半ばを過ぎて分かったんです。 いかにそれが無意味で、幸せを感じる人生とは程遠いものになり、結果として他者への貢献にも、恩返しにもなっていなかったことが

          架空の未来のために、今日を犠牲にすることの無意味さ

          カラーかモノクロか

          私はアメリカに住んでいて、親は日本に住んでいますが、約2ヶ月母の顔をビデオ通話などで全く見ず、1ヶ月間電話もしていません。 これは初めてのことで、私はそうしようと思ってそうなったわけではありません。 きっかけは母親に電話越しで、人格否定されたこと。 いつも突拍子もないことで怒り始め、それが加速すると私を責め、人格まで否定してきます。 流石に20数年耐えてきてると、もうどうしようもなく耐えられない時が来るんですね。 しばらく時間が経ち、親と話したいとか、一緒に行った旅

          カラーかモノクロか

          ただ「ある」

          老子の思想 縄文時代の人々 古代の哲学者たち 「白鯨」という小説 岡本太郎の残した言葉 これらは最近、私の心に刻まれたもの 全て過去の人たちだけど、 現代よりも遥か先を見据えていた人 もしくは遥か先祖を見つめていた人 進歩!成長!をモットーに駆け抜けてきた人間たちがたどり着いた現代 それは幸せや自然の摂理や本来あるべき姿からとても遠く、かけ離れた場所になってしまったのかもしれない この世の中は矛盾だらけで、元々地球上は「考える」者たちが生きる場所ではなか

          ただ「ある」

          雷は神からのメッセージ?

          ここアメリカの郊外で、昨日の夜中に突然、激しい雨と、地鳴りのように凄まじい雷が長く落ちました。 強く窓に打ちつけてくる雨粒、宇宙からのメッセージのような雷の音。 真夜中に1人、その激しい音で目覚めてしまい、ベッドの上で仰向けに寝ながら考えていました。 私たちは本当にこの宇宙のほんの一部なんだな この無限に広がる宇宙の、無限にある惑星のうちの地球にいる、ほんの小さな小さな存在である自分。 雷が発生する方法はあまりよく知らないのですが、なんだか直接的に天から音がしたり、

          雷は神からのメッセージ?

          弱さは唯一無二の強さ

          才能はあなたの弱みだと思っているところ 個性はあなたの弱みだと思っているところ 長所は短所の裏返しだと言うでしょ? 弱みは強みの裏側 みんなと同じようにできないと感じるから それがあなたの弱いところだと思っているんでしょ? ならば、その弱みはあなたの強みなのよ 人と違うからこそ、価値を提供できる あなたのその価値に救われる人が、たくさんいるかもしれないの あなたのその個性が、自分にとって不都合だったり、羨ましい人にとっては、その弱みを指摘したりすることで、自分

          弱さは唯一無二の強さ

          〜20代に知っておきたいこと〜泣きながらポッドキャストを聴いた

          55歳のMel Robbinsという方。 この方は今では世界的に有名なモチベーショナルスピーカーですが、彼女はたくさんの失敗や挫折をしてきて、せきららにその経験の数々を彼女はいつも語ります。それはきっと、すべての人に伝えたい、ただ一つのメッセージがあるから。 「こんなに失敗して挫折してきた私でも、こうなれたのだから、あなたにもできる。挫折してもいい、失敗してもいい、落ち込んでもいい、泣いてもいい。みんな良い時も悪い時もあるのだから、もっと自分に優しくして、どうか責めないで。私

          〜20代に知っておきたいこと〜泣きながらポッドキャストを聴いた

          私には、私がいる

          大好きな人や、大切にしたい人を前にすると、関係を長持ちさせたいがために、本音を言えなくなることってあるのだと思います。 特に、相手の気持ちや表情を察したり汲み取ったりしてしまう人ほど。 でも、自分の意見や本音を言えなかったら、その人とのご縁はいつか消えてしまいます。 そもそも、自分の悩みや正直な想いを言って、拒否したり、去る人ならば、それはあなたと一緒にいる権利がない人です。 これに気づくまで、相当時間がかかりました。 しかし、とある日をきっかけに、自分の中に揺るぎ

          私には、私がいる

          人間は皆等しく弱いことを受け入れると楽になって強くなれる話

          私は今まで困難な時や、辛いなぁと思うとき、「強くならなきゃ、なぜこんな自分は弱くて、憧れのあの人は強いのだ」、と思って生きてきた。 でも最近思う。 これをエゴやプライドを捨て、自分も例外ではない、そしてみんなが思う成功者も根本はみな弱い。という事実を受け入れると、逆に強くなれると思うのです。 それは様々な本や動画などを読んで、知ったことでもあります。 人間は弱いものだ、そう受け入れてしまえば、 なんで自分は朝早く起きれないのだろう? ではなく、 どういった楽しみを用意

          人間は皆等しく弱いことを受け入れると楽になって強くなれる話

          心配する=愛 ではない

          私の両親は、いつも私のことを心配していました。今思うと、まさに過干渉の中でも過干渉でした。その割には早く自立するよう、色々なことにかなり幼い頃から挑戦させられ続けてきました。 そして、今なら分かるんです。 心配しているの、これはどうなったの?あれはどうなったの?大丈夫なの?そんなんじゃ、うまくいかないよ、できないよ?もっと〇〇しなさい。 といった、心配は、愛の証ではなかったと。 親の心配は、どこまでも親自身のため。 そして親の本当の役目は、子供を安心させてあげること。と

          心配する=愛 ではない

          まだ叶ってないことって実は幸せなことなのでは?

          目指す場所があって、叶ったらどうなんだろうとワクワクして、そして自分が思ってもないようなことが起こったりして。全てが初めてで。 今まで、まだ叶ってない、成し遂げられてないことばかりに落ち込み、自分は価値なんてないと思ったりもしたが、実は叶ってない時に悩んでもがいて頑張ってる時が1番貴重な時期なのでは? "初めて"はいつまでもキラキラ輝くのと同じ。 まだ叶えられてない夢に向かうそのワクワクは、その時にしか得られない。 まだ失うものがなく、必死にもがいている若い頃は2度と戻

          まだ叶ってないことって実は幸せなことなのでは?