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人生の中で良かった事ベスト3の共通点とモノとの関係性


突然ですがこれまでの人生を振り返って良かった出来事ベスト3を書いてみて下さい✏️


私ですと、

①初めて北アルプスの燕岳を登って見た景色に感動したこと。

②新婚旅行で行ったスイスの山々をトレッキングしたこと。

③六本木ヒルズレジデンス最上階のパーティーでマジックショーをしたこと。

になります。


皆様は何を書きましたでしょうか?

実はこの質問を大勢の人に答えてもらったデータを分析するとある共通点が出てくるそうです。


人生で最高だった出来事を書いてもらうと出てくる共通点とは?

その共通点は必ず旅行やイベント参加などの経験や体験が上位に出てくることで、逆にモノを購入したことや所有していることについてはほとんど出てこないという点です。

今回は上記のこと踏まえて、どのようにモノとの付き合い方をすれば人生の幸せが最大になるのか私なりに考えてみたので書いてみました✏️



モノを買ったり所有することが人生の幸せに入らない理由

結論から言ってしまうと、どんなに高級ブランド品を所有したとしても手に入れたその瞬間が幸せの頂点であって時間が経つに連れて慣れてしまい、その幸福度は直ぐに消えていくからです。これは限界効用逓減の法則といいます。

しかし多くの人は大量にモノを購入し続ければ幸せになると勘違いしてしまい、それが行き過ぎると買い物依存症になってしまう危険性もあります。

またモノを買うことには他人との比較が出やすくなり上限がないことも要因になります。例えば高級車を手に入れてある程度自己顕示欲が満たされたとしても、やはりすぐにそれに慣れてしまい上には上がいるもので到底手には入らない高級車が存在してキリがありません。

そういう意味でも自己顕示欲や見栄の為の買い物は一時的な興奮状態であり幸福とはほど遠くコスパも相当悪いものだと思います。

では幸せになる為のお金の使い方はどのようにすれば良いのでしょうか?

お金の使い道を、経験・体験>モノの買い物 に比重を置く⚖️

実は私も昔は旅行などモノとして残らないものにお金を使うのは勿体無いという考えでした。モノとして残るからこそお金と交換する価値があるとそんな感覚です。しかし今思えばそんなモノを買って所有すること自体幸せとは関係なかったんだなとつくづく思います。私の嫁が逆にモノよりも旅が好きな人だったので一緒に生活していく内にそのことに気付かされました。

究極的には死ぬ直前ではそんな所有していたモノの意味は無くなり、良き人間関係と思い出だけになるのではないでしょうか。

お金に余裕が無いのに見栄でブランド品の時計や服を買うなら、そのお金で経験や体験などに使って良い思い出を作った方が幸せに繋がるはずです。人と客観的に比べることも出来ませんですし自分の主観の中で完結もしますので。

また良い思い出は時間が経つほど熟成されエッセンスが凝縮して後から思い返しても幸せに感じる量が増えるようです。モノを買った時の一瞬の喜びと真逆のような気がしませんでしょうか?


モノを購入し使うことも経験の一部ではあるので…

しかし購入したモノを使うことも人生の経験の一部でもあることは間違いありません。私が考える良い経験や思い出になるモノの買い方や付き合い方を最後に書いて終わりにします。

①使いやすかったり着心地が良いモノだったり、使用していて心地良いモノを使う。

→当然ですがモノの使用感は無意識かも知れませんが経験の一部です。着心地の良い服や履き心地の良い靴はなど特に身に付けるモノに関しては意識して購入することをお勧めします。

②ブランド品なら他人にアピールする為ではなく、自分のテンションが上がったりご機嫌になる為に使う。

→他人に自慢する為にブランド品を買うことは、一時的な高揚感でありすぐに慣れてしまいます。あくまでもそれを使用する自分が毎日ご機嫌にいられる為に買いましょう。

③愛着のある少数のモノを長く大切に扱う。

→②とほぼ同じですが、少数精鋭の良いモノを大切に扱うと愛着も湧き長く付き合える存在になります。モノの所有数も減り一石二鳥です。

④ネットでポチッと簡単に買うのではなく、直営店のある商品なら敢えてその店舗で定価で買う。

→私は服だとパタゴニアが好きなのでネットで商品の目星をある程度付けた後、直営店に足を運びます。アウトドアブランドの中でも割と金額が高いので実際のモノを見て触って店員さんと会話してかなり真剣に購入検討をします。なにせ長期的に着ることを前提にしているからなのですが、もう1つあるのが後々直営店で店員さんと話したり真剣に購入検討をしたこと自体が思い出になるからです。そんな思い出の詰まった服はより愛用出来ると思います。パタゴニアの店員さんがみんな感じが良くていつも感心してしまいます☺️

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?
人生の最期には所有しているモノなどは幸せとは一切関係なく、良き思い出だけが人生の幸せと感じる要因になる事は想像すれば出来ると思います。そうであればやはりお金はモノを買う為に使うよりも思い出や経験に比重を置くべきでしょう⚖️

また少数精鋭のお気に入りのモノを所有して満遍なく長く使う事によって無駄な出費を抑えて、その愛着が持てるモノを使い続けることも良い人生の思い出にもなると私は感じます。

そんな愛着があるモノでも最後はボロボロになって手放す時がいつか来ます。私はその時に、「あー、この服はどこいく時でも本当によく着てたなぁ」と思いを馳せながら最後に写真を1枚だけ撮って手放します📷後からその写真を見るとまたそのものについて思い出せるのでオススメです😊


ではまた日曜の夜に🌙

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