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呼吸

合気道と鹿島の剣を習い始めて10ヶ月。

空手の達人の知人と話をしているとき、

そうだなぁ、と膝を打ったのが、


「『道』がつくものは、長く続けられる」


確かにそうだと思います。

今、取り組んでいる、古武道(合気道、剣術)仏道は

一生できます。

サーフィンも大好きですが、大先輩たちを見ていても

70歳までできる人は、中々いないと思います。

。。。

道のつくもので、鍛えることが必須な共通することは

「呼吸」

です。

。。。

まだ、白帯&小僧の理解ですが

武道には「戦う呼吸」

禅には「鎮める呼吸」

があると思います。


武道の時は、息をフッと吐きながら

丹田の周りの腹を張ります。

その状態で掛ける技や剣の威力は全然違います。

指導を受けるときも


「ハラがついていない」

「ハラをもっと張って」


という指導が一番多いと思います。

熟達者はハラを張ったときの「戦いモード」と

「通常モード」では、全く別人の気を発します。



禅は「鎮める呼吸」です。

深い瞑想に入っているときの呼吸は、

息が身体から入ったり出たりするのが、

他人事のような感覚になります。


その状態になってくると、

自分の身体が自分のものでないような感覚

になってゆきます。

そうなると、あらゆる感覚から解き放たれて

ゆきます。

この感覚は言葉にはできません。

。。。

「戦う呼吸」

「鎮める呼吸」

もどちらも、言葉で伝えることは

なかなか出来ません。


一つ言えることで共通するのは、

『息を吐く』

ことに注力することです。


「戦う呼吸」は、息を吐きながら、ハラを張ります。

「鎮める呼吸」は、息をゆっくりゆっくり吐いてゆきます。


身体に必要なものだけを残し、

それ以外は吐いて捨ててゆく。


そのことで強さを身に着けてゆく。


中々、言葉にはできませんが

体感として、身に着けるまで

『行』として行うことで、段々と

身についてきます。

。。。

「戦う呼吸」

「鎮める呼吸」

「生きる呼吸」

この3つを様々な人生のシーンで使い

分けることが、その人の「人格の幅」を

厚くすると思います。

師匠やご指導頂いている先輩方を見ていて

そう思います。

。。。

まだまだ、未熟ものですが

きっとこの行を行ってゆくことが人生修行で

もっとも役立つ教えになると確信をもっています。

。。。

多くの方々からありがたい教えを沢山頂いています。

もっと熟達してゆく中で、教えて頂いたこと、

学んだことを伝えてゆく立場になるよう、

修行を続けてゆきます。











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