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実はキャパオーバーしていた件

前回の続きも書かずに最近キャパオーバーしていた件について書こうと思います。
平静を装って普段どおりに猫様の写真をツイッターにアップしたりしていましたが、限界突破ギリギリでご飯を食べるとお腹が痛くなるという情けない状態でした。

まず娘の中学校入学。
意外にやることが多くてなかなかハードでした。
まだまだやることがあるようで、しばらく忙しいだろうな。いや、もしかしたら3年間ずっと忙しさが続くのかもしれません。
これはね、かわいい娘のためなので全然どーってことはないんですけどね。

そしてさらに忙しさに追い打ちをかけたのが、ある新規事業の立ち上げだったわけです。
新規で何かを立ち上げるのは大変なわけです。そんなことみんなわかってるし、なんだそんなことか~とみなさん思われるかもしれませんが、おそらくその予想は裏切られます。
一筋縄ではいかない苦難が待ち受けていました。

そもそもその事業は資格保持者がいないと始められないとか、地域や建物に制限があったりして事前に確認する項目が非常に多いものです。
もちろん着手する前に資格を取得することができる人材を確保し、申請予定の役所にも確認した…はずでした。
この分野、ちょくちょくある法改正で要件が変わるんです。私は専門外でしたが、多少は勉強してある程度把握はしていたものの、そこは専門の人(経営者)に任せていまして、その他やらなければならない様々な雑用を片付けるという役割分担で進めていました。

ところが、前年の法改正で資格を取得することができるはずの人たちが資格を取れないことが判明してしまいます。これってそもそも資格保持者がいること前提で進めていたんだよね?と思いつつ、こんなこともあるだろうと諦めて新たに人員確保という仕事が増えました。もちろん開業のための予算も増えます。参りますね。

そこで、経営者に任せていた部分の進捗が急に心配になり、重要な確認事項についての状況を聞いてみたところ、いろいろ出てきました。問題点が。

資金調達、人材確保、建物の用途変更など、そこ絶対確認して進めておかないとまずいでしょ?ってことが先延ばしになっていることが判明。
「たぶん大丈夫」ってのを「大丈夫」と伝えられていたんですね。これはまずい。OKが出てるから準備は着々と進んでいたのにどういうこと?です。
内輪で話が進んでいたならまだいいんですが、なぜか採用予定者の研修までやっていて、待って資金調達の目処立ってないのになぜ?と意味がわからなすぎて私の中でパニックが起きてしまいました。

やらなければならないことの順番がわからないのかもしれないと思い(今思えばそれがわからない時点でアウトなんですが)いろいろとアドバイスを重ねましたが、期日までに確認できないんです。危機感がないのか、必要なものが上がってこない。いやもうこれ無理でしょ?って思って諭しても頑なに「やる」と。
最終的に、私の労働分のギャラが確保できなそうだとわかったので、どうしても必要なことだけ単発で受けるということで立ち上げからは退きました。

そんなこんなで思ったのは「やればできる」とか「やってみなければわからない」って言うのやめようよってこと。
資金繰りや法律で定められている仕様や人員要件など真っ先にクリアしなきゃならない点を指摘されているにも関わらず、先延ばししてやらない時点でやってることになってないってことがわからないから「やればできる」って逃げちゃう。やってるかどうかの判断、ここが抜けてる。

為せば成るけど為さねばならぬというわけです。


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