好きな映画ってなんだろう？

最近「好きな映画」について聞かれることがあった。
昔は映画が好きで、レンタルしたり映画館に観に行ったりもしていたけれど、子供が生まれてからは見るのはアニメがほとんどだ。

これまで見た映画で印象的だったものをいくつかあげてみようと思う。

・メメント
（クリストファー・ノーラン監督の名を知らしめた作品。結末から物語が逆再生されていくミステリー映画）

・ショコラ
（ジョニーデップ出演。シングルマザーがチョコレート店を営むお話し。映像にオレンジコードがかかっていて孤独と温かさが詰まっている。）

・ガタカ
（遺伝子組み換えが出来る時代。出生前に発揮させる能力を選んで出産するするのが当たり前の中で、遺伝子操作せず生まれた主人公が、欠点を克服して宇宙飛行士を目指すお話し）

・Dolls
（北野武監督。映像が美しく不思議な世界にずっと見とれていた作品。確かセリフが無かったような？赤い糸で繋がれた２人が雪の上にたっていた。誰かが着物で転がっていく映像の背後で三味線などの音が流れていた記憶がある。すごく和を感じる独特の作品。また見直したい。）

・君に読む物語
（好きな恋愛映画。ラストも好き。これきっかけで初めて彼氏ができた）

・ボーン・アイデンティティ
（マット・デイモン主演。アクションがかっこいいのと、主人公が記憶喪失なまま戦っていく姿がクールで目が離せなかった。）

・フォーン・ブース
（コリン・ファレル主演。公衆電話の中だけで物語が進んでいく主演の演技が光る作品。）

・ただ、君を愛してる
（宮崎あおい主演。大学生だった当時、友達との間で良い映画だねと話題になる。日本の恋愛映画といえばこれが良かった印象がある。）

・プラダを着た悪魔
（気軽に見れるし、スカッとするし、女子の憧れが詰まったお話し）

・Mr.&Mrs. スミス
（２人ともかっこいいし、キレキレのアクションがクールだった）

・パイレーツ・オブ・カリビアン
（ワクワク感とユーモアと美しさの共存。好きだ）

・ラ・ラ・ランド
（ラストがとてもおしゃれ。何度も見たい映画。）

・最強のふたり
（ずっと名シーン。良い映画だった。）

・竜とそばかすの姫
（１回目はインパクトが強く寝込んだ。何かがこころに刺さった映画）

・花束みたいな恋をした
（見た後、いろいろ感じたり考えることがあった。２人が今もどこかで実際に生きているようなリアリティがあった。）

１番映画を見ていた高校生時代、好きな俳優さんを見つけて出演作を見ていくのにハマっていた。最初に好きになった「処刑人」に出ていた「ノーマン・リーダス」が、なんと最近主人が買ってきたゲーム「デス・ストランディング」の主人公として登場していた。

左がノーマン・リーダス

ゲームの登場人物がワイルドで格好いいなと思ってはいたけれど、好きだった当時より体格が良く風貌もかなり変わっていて驚いた。

デス・ストランディング

２０年を経てこういうカタチで再開できて、かっこよさが更新されていて嬉しかった。

わたしは、映画でも音楽でも本でも感覚的に受け取ってしまって、取り入れた後は記憶としてじゃなく、イメージとして残ることが多い。

だから、これはこういうストーリーだったとか、ここでこういうセリフを言ったとか説明するのが苦手だ。

温かい感じがしたとか、こころに異物感が残ったとか、ずっと忘れられない感覚があるとか、そういう印象でしか表現できない。

そういう感覚をとても大切にしている。２時間前後の体験を何十年経っても忘れられないってことは、それがとても良い作品だったからなのだと思う。自分にとって意味のある作品だったのだ。

最近は、映画にずっと集中するのがしんどくて見れていないけれど、いろいろ落ち着いてきたらまた少しずつ映画を楽しみたいなと思う。