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『ぐりとぐら』? 理想のホットケーキの話

今日は大好きな食べ物の話です。
子どもの頃、絵本で読んだ憧れの食べ物が、自宅で簡単に作れて食べることができた。ついに時代が追いついた、という話です。

『ぐりとぐら』のカステラ

『ぐりとぐら』はご存知でしょうか?

私が子どもの頃、おそらく最も読んだであろう絵本でして、そのエピソードの一つに森で大きな卵を見つけて大きなカステラ(パンケーキに近い見た目)を作る話があります。

ご存知の方は「あー、あれね!」とおわかりになると思いますが、このカステラがまぁーとにかく美しい黄金色をしていて美味しそうなのです。
子どもの頃は母に「これと同じのを作って!」とよくお願いをしたものです。

しかし、残念ながら昭和の時代、しかも田舎でしたので、イメージピッタリのカステラ(四角くないやつ)や、昨今人気のスフレ系で見た目もふわふわのおしゃれなパンケーキ屋さんはなく、近所の平和堂で売っている市販のホットケーキ粉で作ったホットケーキを食べていました。

それ自体はもちろん美味しくて大好きだったのですが、絵本で見たアレとはどうも違うのです。絵本で見て想像していた”黄金色・ふわふわ・もっちり”が足りない。

もちろんそんなこと母には申し訳なくて言えませんし、これは再現できない、絵本の中のものなんだ…と諦めを繰り返すうちに大人になり、忘れてしまっていました。

その日は突然やってきた

そんなこんなで時は過ぎて大人になり、結婚して娘が生まれ、幸せな日々を送っていたとある休日。大好きな妻が「今日のお昼はホットケーキだよー」と市販のホットケーキ粉を使ってホットケーキを焼いてくれました。

「どうぞー、いっぱいあるよー」
・・・おや?なんか見ただけでも伝わる圧倒的なふわふわな感。
色も黄金色に近いぞ。なんだこれは…?と一口食べてみると、、、

うわーーーー!しっとりふわふわ、もっちりなのに軽い感じ、こんなの食べたことない。

これはホットケーキ?パンケーキ?それともカステラ??
いや、これは『ぐりとぐら』のあれだ!と一瞬で子供の頃、憧れていたアレを思い出したのでした。

その名は「極もち」

その正体は、日清さんから発売されている「日清 極もち・極しっとりシリーズ」の「極もち」ホットケーキミックスでした。

妻に「どうやったらこれが作れるの?これ、ぐりぐらのカステラだよ…」と聞いたところ「えー、スーパーに普通に売ってるよー」とかるーく返されました。

いつの間にこんなすごいものが世に出ていたのか、技術の発展はおそろしい。

これが「極もち」です
焼ける前からすでに美味しそう
神々しい焼け色
バターはよつ葉が好き

商品詳細はメーカーさんの公式サイトをご覧ください。

ちなみに、我が家ではブルーノのグランデサイズを使って焼いています。
3人〜4人家族であれば普通サイズは小さいので、グランデのサイズ感がぴったりです。デザインがかわいく楽しく焼けるのでこちらもおすすめです。

これからもずっと

そんなこんなで、我が家でホットケーキを作るときは必ず「極もち」です。
最寄りのスーパーで取り扱いがないので、少し離れたスーパーに行って買います。

たまに切らしていて別のホットケーキ粉のときもあるのですが、やはり違う。妻もそれをわかってか「ごめんねー、今日は極もちじゃないんだ」といってくれるのですが、50歳過ぎたおっさんがホットケーキ粉で妻に気を使わせているかと思うと、とても申し訳ない気持ちになります。いつもありがとう妻。

ちなみに「極もち」シリーズには「極しっとり」もあるのですが、こちらは商品名の通りしっとり寄りなので、私の好みとしては「極もち」一択です。

さいごに

『ぐりとぐら』の絵本に出てくるのはカステラですが、カステラを自宅で作る機会はなかなか無いのと、子どもの頃からあの食べ物はホットケーキが近いなぁと思っていたのでホットケーキの話になっている点はご容赦ください。

この記事で興味を持った方はぜひ「極もち」でホットケーキを作ってみてください。使用する牛乳にこだわると更に美味しくなります。我が家は雪印さんの「特濃」をいつも使っていて味にコクが出る感じが好きです。

私にとっては人生の楽しみが増えた驚きの出逢いだったのですが、食の好みは幅があるので共感いただけるかな、と心配しながらご紹介しました。
人生が楽しくなるホットケーキ、しかも自宅で簡単に、大勢で食べるとさらに幸せということでご興味があればぜひ。

同じようなスタイル、好みの方の参考になり、その方の生活が豊かになれば嬉しいです。では、また。

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