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「入った会社で3年は続けるべき」という考えは正しい?間違い?

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在34歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。

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最近、出し始めている有料記事や公務員からの転職についてがNoteから表彰されるなど、少しずつですが内容や文章力でご評価を頂いています。

いつもご覧いただきありがとうございます。

また、こちら、自己紹介記事ですのでぜひ読んでみてください。

別のアカウントでは、趣味のフライドポテトアンバサダー活動についての活動記録、フライドポテトの魅力を伝えていく活動にチャレンジしています。

今回は、皆さんきっと一度は聞き覚えのある「石の上にも3年」「まずは3年がんばりなさい」という教えについて、
果たして令和の時代にも当てはまっているのか?についていくつか根拠を並べながら私見を綴りたいと思います。


1.今も昔も、「3年以内の離職率」はさほど変わらない

また、下記の記事によると、厚生労働省の調べにおいて
10年前と今とでは新卒3年以内の離職率はほとんど一緒である事がわかりました。

(1)2010年卒 31.0%
(2)2018年卒 31.2%
(3)2019年卒 31.5%

2022年10月、大学新卒者の早期離職率(厚生労働省データより)


1位の2010年卒31.0%は、リーマンショックによる影響が大きかったようです。
ちなみに前年の2009年卒では、早期離職率が30%を切る水準だったそうです

2位・3位には、わりと最近の年次がランクインしています。
これは、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響が大きかったのではないかといわれています。

このように、リーマンショックやコロナ禍などは離職率に非常に大きな影響を与えていると言えます。
歴史は繰り返されるという言葉
大学時代に歴史学科だった渡したは肯定派です。
どの時代も金融危機や災害、流行病が経済情勢に打撃を与え、企業の採用活動を鈍らせていると言えます。

2.約10年前と今では「3年間の変化率」はまるで違う

私は2012年大学卒で新卒入社していますが、2012年当時と今では時代が全く変わったと肌で感じています。
まず、2012年と2024年では、技術革新のスピードは大きく異なります。
2012年は、携帯電話などのモバイル技術やソーシャルメディアの普及が進んだ時代です。スマートフォンが当たり前になり始めた時代です。当時は、人工知能やブロックチェーン、仮想通貨などの新たなテクノロジーがまだ発展途上でしたし、基本的にみんな無知だから「怪しい」「うさんくさい」などの風潮が強かったように思います。
転職副業などのキャリア形成や働き方も同様です。
まだ、新卒入社した会社で終身雇用、メンバーシップ型雇用が一般的で、
転職へのイメージもマイナスでした。「もう会社をやめて、どうしたの?」という反応もありました。
副業も、先述の人工知能やブロックチェーン、仮想通貨などと同様に「「怪しさ」が勝っていた時代でした。
メンバーシップ雇用、その反対のジョブ雇用については、過去に投稿記事があるのでそちらもぜひ読んでみて下さい。

一方、2024年には、人工知能、ロボティクス、キャッシュレス、IoT化など、テクノロジーがビジネスや日常生活に大きく入ってきて、これらの技術が既存の産業や社会に大きな影響を与えています。
新しい技術が短期間で次々と登場し、市場やビジネスモデルの変化が急速に進んでいます。
このような急速な技術革新は、社会や経済に大きな変革をもたらし、
個人や企業は常に最新の情報や技術トレンドに対応する必要があります。

2012年と2024年では、同じ3年でも変化のスピードがまるで違います。

転職の捉え方もずいぶん変わりました。

今後を見据え、すぐ転職はしないとしても転職活動はキャリアの棚卸しとして動いていきましょうという考え方も定着しました。
働く上でも同じ濃度ではないと言い切れます。
むしろ、「どう3年を過ごすか」に格差が生じており、自分の努力次第で人生を好転させるも奈落の底に落ちるも決まってしまうように思えます。
「ん?転職と転職活動ってちがうの?」と思われた方は、こちらも過去に解説した関連記事をいくつか投稿してるので読んでみて下さい。

3.「入った会社で3年は続けるべき」とは限らない

結論、入社した会社で3年働くべきかについては、「人それぞれ」という答えになると考えています。
なぜなら、みんなが1日24時間平等に与えられた中で「努力の差」があるからです。
ダラダラとなんとなく過ごす3年と、中間目標を立て、一つ一つ達成し続けて過ごす3年では、努力量も密度も圧倒的に差が生まれますよね。

かつての「まずは3年」「石の上にも3年」という言葉の裏には、
「3年で一人前になろう」という採用企業側の新入社員への育成方針に沿い、配属や業務内容が割り振られていました。

しかし、今は企業も経営に昔ほどの余裕がありません。ビジネスモデルはすぐに陳腐化しやすく、流行も高速で変化している時代です。
3年も悠長に育つのを待ってはいられないのです。


情報時代の今、アンテナを立てれば学習ツールや勉強法、知識、経験はどんどん速いスピードで吸収していけます。
3年間の時間を要する成長レベルが、
2年や1年に短期間でレベルアップも可能な時代
なのです。
もちろん、スピード=努力量で、ショートカットやラクな道に行くというわけではありません。
なので、自分がどうしたいかというビジョンや方向性によって3年の過ごし方が全く変わるのです。

では、どうしたら3年を有意義なものにできるか?
残念ながら正解は私も分かりませんが、
これから紹介する「10000時間の法則」が、皆さんの時間の使い方のヒントになるのではないかと思うので、ご紹介いたします。

4.「10000時間の法則」で、プロレベルになれる!

10000時間というのは、「1日3時間費やすと、1年で1000時間。つまり、10年間を要する」というものです。
確かに、1つの分野で10年もかけて習得したら、だれでも達人になれますよね。 
私も、学生時代に空手を習っていたので、何とか積み重ねで黒帯になる事はできました。

作家やスポーツ選手も同様です。
一般的なビジネスパーソンにおいても、1日3時間、休まず10年間書き続ければ、あなたはひとかどの物書きになれるでしょう。
 
これは色々と置き換えられる考え方です。
仕事においては、業務時間外に1日3時間、資格の勉強をしていれば合格に近づきますし、筋トレに取り組めば肉体美を手に入れられる可能性はグンと高まります。

しかし、10年と聞いて私は「長いな」と感じてしまいます。
計算によれば、仮に仕事以外の1日3時間をスキルアップに充てたら、10年後に趣味がプロレベルになるという事です。
これが、1日6時間なら約4年半
1日8時間なら約3年で10000時間に到達します。
休むことが悪いと言いたいわけではなく、
費やす時間の優先度、集中度をどこに置くかで、自己成長に大きな差が生まれるわけです。

仕事以外の平日の夜や土日を1日8時間
自己実現のために、将来の資産形成のために勉強し実践を重ねていったら、
3年後に形になる可能性が高いと私は30歳の時に知って、時間の優先順位や集中ポイントを見直しました。
私が取り組んでいる転職エージェントも、
会社員とは別で行っています。
正直、1日8時間とまではいきませんが、
仕事以外の時間で努力をし始め、少しずつですが成果になりはじめました。

社外の交流
もそうです。
20代は会社員の職場と家の行き来がメインでした。
ここ4年の過ごし方から、交友関係はガラッと変わり、豊かな方向に確実に変化していると言い切れます。

皆さんは、平等に与えられた「3年」をどう使いますか?
最初の趣旨と少しずれましたが、皆さんが密度の濃い「3年」をぜひ過ごしていただきたいと感じますし、仕事、職場における「3年計画」もぜひ見つめ直してみてはいかがでしょうか?

次回はノウハウ記事
「これができればオンライン面接必勝!21の極意」について綴っていきます。お楽しみに。



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