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映画『おまえうまそうだな』を見て〜荒野を走れどこまでも

先日、映画『おまえうまそうだな』を見ました。絵本を原作としたアニメ映画です。
先日紹介させて頂いたこちらの絵本です。


こどもたちが小さい頃は、我が家ではよくおうち映画館を開催していました。
ボウルいっぱいのポップコーンを作り、カーテンを閉め切り、わくわくどきどきの映画館気分です。
上記の『おまえうまそうだな』、次男は絵本よりも映画の方が見やすかったようで、今でもスキマ時間を見つけてはちょこちょこ見ています。
とっても優しい映画で、親子共々楽しめました。次男と2人で号泣です。

中盤、ウマソウとハートのかけっこのシーンがあります。
お父さんの肉食恐竜のハートが、草食恐竜であるウマソウに「いつまでも一緒にいられないんだ」と、お別れを告げます。
もちろんお父さんが大好きなウマソウは拒否です。お父さんとずっといっしょにいる!お父さんみたいになりたい!と叫びます。
「よーし、じゃあかけっこをしよう。もしお父さんに勝ったら、ずっと一緒にいてやる。」
「負けないよお父さん!」
ウマソウが走り出します。
ちょこちょこちょこちょこ!と短いあんよで懸命に走ります。
そしてその後ろからハートが、どしん、どしん、とゆっくり追いかけます。
ウマソウに大きなハートの影が迫り、息が上がるウマソウ。
お父さんに負けまいと必死です。
絶対お父さんと一緒にいるんだ!という一心です。
がんばれウマソウ……!
そしてハートの「いけ、ウマソウ、元気でな」の声。せ、切ないいい。 

今日次男が言ってきました。
「お母さん、ウマソウが走っていくとこさ、音楽絶対あれじゃない?」
「どこまでもー、なんとかーのおかーこえよ〜!ってやつ!」(音程リズムは無視)

…え?なんだっけそれ?

なんか聞いたことある歌詞………

…え!!

B'zファンの方なら気付かれたのではないでしょうか。
そうです、B'z『RUN』です。
ちょっと歌詞が混ざっていますが、間違いなく『RUN』でした。

すごい!
小学1年生が映画を見てB'zの歌詞を思い浮かべるなんて!
特にB'zをすっごい聞かせてる訳ではない(と思っている)のですが、きっと次男は「音楽」をきちんと聴き込めているんだな〜と変に関心しました。
というか、まさに映画『おまえうまそうだな』と『RUN』の歌詞をnoteに書こうと思っていた矢先のとこで、驚きました。なんだか次男に先を越された気分です。負けました。


『荒野を走れどこまでも 冗談を飛ばしながらも  
 歌えるだけ歌おう 見るもの全部
 なかなかないよ どの瞬間も』

『荒野を走れ傷ついても 心臓破りの丘を越えよう
 飛べるだけ飛ぼう 地面蹴りつけて
 心開ける人よ行こう』

B'z『RUN』


映画『おまえうまそうだな』、とても温かい映画でした。恐竜好きなお子様にもおすすめです。
暑い日々が続いております。感染者数も増えてるようです。
手作りポップコーンでまったりおうち映画館、おすすめです。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。今日も良い日でありますよーに。