【AWS Certified Cloud Practitioner】紛らわしい用語を比較してみた~その②~
前回に続き、AWS Certified Cloud Practitionerの資格を受ける人向けに、AWSの間違えやすい用語を整理してみました。
その①はこちら
<DB系>
Amazon RDS (Relational Database Service)
AWSが提供するリレーショナルデータベースのマネージドサービスです。MySQL, PostgreSQL, MariaDB, Oracle, および Microsoft SQL Serverなどの人気のあるデータベースエンジンをサポートしています。スケーリング、バックアップ、アップデートなどの日常的な運用作業を自動化することができます。
Amazon Aurora
AWS独自のリレーショナルデータベースで、MySQLおよびPostgreSQLとの互換性があります。高いパフォーマンスと可用性を実現するために、AWSのクラウド最適化が施されています。
Amazon DynamoDB
マネージドなNoSQLデータベースサービスで、大量のリクエストに対して数ミリ秒以下の応答時間でデータへのアクセスを可能にします。
Amazon ElastiCache
Amazon ElastiCacheは、Webアプリケーションを高速化するためのインメモリデータストレージおよびキャッシュサービスです。主にRedisとMemcachedをサポートしており、ワークロードのパフォーマンスを向上させることができます。
Amazon DocumentDB
MongoDBと互換性を持つマネージドドキュメントデータベースサービスです。高い耐久性、スケーラビリティ、およびセキュリティを提供しながら、簡単にドキュメントデータベースを設定、運用、およびスケーリングできます。
Amazon Keyspaces
Apache Cassandraと互換性を持つマネージドスケーラブルなNoSQLデータベースサービスです。大規模なワークロードに適しており、高い可用性とパフォーマンスを提供します。
Amazon Neptune
Amazon Neptuneは、高速で信頼性の高いグラフデータベースサービスです。Property Graph と RDFをサポートし、関連データを効率的にクエリできるように設計されています。
Amazon Timestream
Amazon Timestreamは、時系列データ専用のマネージドデータベースサービスで、IoT、運用アプリケーション、モニタリングアプリケーションなどの時系列データを効率的に保存、取得できます。
AWS Lake Formation
AWS Lake Formationは、セキュアで効果的にデータレイクを設定、保護、管理するサービスです。データレイクは大量の生データを中心に収集・保存するシステムのことを指し、AWS Lake Formationはそのデータレイクの構築と管理を簡易にします。
Amazon Redshift
ペタバイト規模のデータを高速に分析するための完全マネージド型のRDB方式のデータウェアハウスサービスです。
Amazon Quantum Ledger Database(Amazon QLDB)
フルマネージドな台帳DBサービスで、格納されたデータが変更された履歴が正当であることを検証することができるため、金融取引のレコード作成などで使用されます。
<IoT系>
AWS IoT Core
AWS IoT Coreは、接続デバイスとクラウドアプリケーションとの間のメッセージングを安全かつ効果的に処理するサービスです。デバイスとアプリケーションが互いに通信することを可能にします。
IoTデータ分析アプリの構築に利用できます。
AWS IoT Greengrass
AWS IoT Greengrassは、エッジデバイスでのローカルでのデータ処理、メッセージング、データ同期をサポートするサービスです。Lambda関数やデータ同期を利用して、デバイスがオフラインでも動作を続けることができます。
AWS Snowcone
AWS Snowconeは、小型のデータ転送デバイスで、エッジの場所でのデータの収集、処理、転送をサポートします。ロバストなデザインと暗号化を持っており、難しい環境での使用に適しています。
Snowball Edge Compute Optimized
AWS Snowballのバージョンの一つで、エッジでの高度な計算と大量のデータの転送に特化しています。オンボードの計算能力を備え、大量のデータのローカル処理や転送を効率的に実行できます。
Snowball Edge Storage Optimized
これもAWS Snowballのバージョンの一つで、エッジでの大容量のデータ蓄積と転送に焦点を当てています。大量のデータを保存し、効率的にクラウドに転送することができます。
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