見出し画像

web3(トレンドやインサイトなど)②

おはこんばんにちは、れんちょんです。

今回は、少し趣向を変えた記事を投稿させて頂こうかと思います。

昨今、日経新聞で仮想通貨の「違法」売買について言及されています。

https://twitter.com/nikkei/status/1787784671218040860?s=46&t=S7JWyshZ2YOhvWo8W7bCSA

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE077OA0X00C24A3000000/

この記事に対する解説として、金融リスク管理専門家の内田善彦氏の解説が参考になったので紹介しておきます。

ここでいわゆる「仮想通貨」「暗号資産」に親しんでいる方々はある疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

なぜLTC(ライトコイン)が換金に使われるのだろうか?と。

先日、「なめら会議4」において私がそれについて少し発表しました。

Mimble Wimbleはハリーポッターに出てくる舌がもつれる呪文です


結論としては、ライトコインは「Mimblewimble」というアップグレードにより、プライバシーを重視した取引が可能になっているので、海外の「違法」オンラインカジノに興じる人々がマネーロンダリングのために使いやすいから、というのが主な理由です。

なんと、オンラインカジノに興じる中学生や高校生が最もライトコインを使っているユーザーでもあったりするのです。

当たり前ですが、ブロックチェーン上の資金のやり取りは誰でも追跡することが可能なことが多いです。しかし、それはあくまで普段からクリプトに親しんでいる人々の中で通用する常識であって、そうでない人々にとってはビットコインやライトコインの取引の違いなどは伝わりません。そういった前提の上で、今回の日経の記事は大きな誤解を生むものであることは間違いないでしょう。もちろんメディア側がマネーロンダリングのカラクリを詳細に記すわけにはいかないのですが…


日本において、メルカリの子会社メルコインの躍進もあり、ビットコインユーザーはじわじわと増え続ける一方です。

その一方で、古くはシルクロード事件に始まり、ビットコインなど暗号通貨に対してダーティなイメージを持ち続けている人々も多くいます。しかしながら、結局のところ悪意を持った主体はいつだって生きた人間です。道具は悪意を持ちません。

今後、日本発のブロックチェーンゲームなどいわゆるクリプトのマスアダプションが進んでいくであろうことは予測できます。しかしながら、悪意を持ったスキャム、詐欺も増えてくるでしょう。


というわけで、改めてセキュリティ、安全の大事さを感じたのでRabbyの布教をします。

ぼくはRabby Walletをメインで使っています。自分がどんなトランザクションを行おうとしているのか可視化できて便利です。KEKKAIなどでも構わないと思います、好みの問題です。Rabbyは開発元のDeBankがSequoiaから投資を受けているので使ってます(Sequoia信者なので)


なんと、Rabbyは署名履歴も見れます!!!!!!!

たった一度のアドレスポイゾニングで7000万ドルを失う世界に我々は生きています(?)

これから詐欺やスキャムも増えていくかもしれません。

MetaMaskは使わないようにしましょう(個人の感想です)


最後にMimblewimbleの論文を貼っておきます、面白いので時間がある人はぜひ読んでください!

https://scalingbitcoin.org/papers/mimblewimble.pdf


宣伝

Web3コミュニティ「CRYPTOLAND HUNTERS」をtelegramにて運営しています!日本のWeb3における議論を覗いてみたい方はぜひご参加ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?