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DalaSpace通信Vol.2

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前号に続き除雪を窓口に、公共事業のしくみを垣間見たり、それを生業にする個人の生活を取材したりしました。2022-23の冬シーズンから2023年夏にかけて取材し、記事にしています。
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記事一覧

Vol.2印刷しました。

さて、だらだらとまた除雪について取材し書き連ねてきたマガジン2号の記事をまとめて再構成し…

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空気を読んで楽しむ、という自主性

 どこもかしこも人材不足である。農水産業界、運送業界、建築・建設業界、介護・福祉業界の人…

9

確立から充実、そして維持へ:除雪事業のSDGs

 気づけば、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として、SDGsと呼ばれ定められた17の…

10

インフラ=社会基盤のハードとソフト

 札幌市が中長期的な計画を立てて除雪行政に尽力してきたことは雪さっぽろ21計画に始まり、…

6

勤労は人生そのもの

 今期から北友舎にニューフェイスが加わった。Nさんである。意欲的で次から次へと自主的に仕…

5

商業施設の地下には除雪の怪人

 広い地下駐車場の片隅に車を停め、すこし埃っぽいくぐもった空気の中、いかにも従業員通路っ…

4

商業施設は公共の場所?

 ジェンダー平等、男性の育児休暇取得率のアップなどが叫ばれるようになって久しい。家事や育児などの家族生活に関わることを「手伝うよ」と特に男性側の配偶者が言おうものなら「当事者意識が低い!’手伝う’ではなく、当たり前にやるものとして捉えるべきだろう」とすぐさま突っ込まれる世の中になった。  世の中には旦那さんや奥さん、どちらか片方に家事や育児をどちらかの「役割」として尊厳をもって割り当てて、謙虚さを表現するために「手伝うよ」と言っている方もいるかもしれない。事前に話し合いで役割

夏が暑いと冬が怖い

今夏の暑さはどうしたことだろう。昔は北海道の夏が雨から始まることも珍しかったし、30度越…

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