麻將大師に牌王バレした件

臺灣16張「麻將大師」に挑戦するにあたり、大会形式なので当然エントリーに名前を書くするわけだが、隠す理由もないし事前に連絡していたのも Facebook だから本名を名乗った。「日本から来た、大まかなルールや中国語は大体わかるから仲良くしてやって」みたいに紹介されて卓に入り、プレイし始めればほとんど私語はしないのだが、気づいたら YouTube に #日本朋友飛來台灣挑戰麻將大師🀄 なんてアップされていた

2回戦が終わると「南昌の牌王賽で優勝した大堀さんですか」と日本語で話しかけられ。なんと「憧れです、握手してください」「一緒に写真を撮っていいですか」などに応じることに。「いつまでいるの」「また来るか」とも聞かれ、(ちょっと参加費が高いので)「今回は他のところもいろいろ見たいので」と断ったが、親切なことに宿までバイクの後ろに載せて送ってくれた。上海虹橋でユースホステルまで (こちらは有料) に次いで人生2回目、慣れないので怖いw

翌日は台北市内を観光していたのだが、微信にメッセージが。

大堀さん,台灣中国麻雀牌友們,真的非常希望可以跟您交手中国麻雀,墾切希望您可以在離開台灣前可以跟我們交流。如果您願意,讓您挑一天,我們來個比賽。

(意訳: 帰る前に大会を企画するから中国麻雀で挑戦させてください、お願いします!)

ということで 02/10 の夕方に交流することに。バイクの予定が雨だったので車で迎えに来てくれて、同じ会場かと思ったら河を超えて三重 (日本ではない) まで連れていかれた。着いてびっくり、こんな装飾が。

富樂年桌遊館

そのときは気づかなかったが、もしかしたらポインセチアまで今回のために用意されたものだったかもしれない。どうでもいいが龍の简化字が龙なのは左側の崩し字だったからなのか。

火曜の麻將大師と重なるメンバーだけでなく、このことを聞きつけ台中から2時間もかけて来ていただいた方も含め4卓も立ってありがたい限り。私は1回戦から3回戦まですべて1卓の起家に固定で、1回戦は他のメンバーが抽選。2, 3回戦は私と対局していない人のうち上位3名が私と同卓する「権利を得る」という光栄な扱い。自分だけのために打つとき以上に下手な麻雀を見せるわけにはいかないという気分になる。

1回戦、対面が15は23オールから始まる4連和でダントツになると、下家に全小の32は40放銃。次局は上家に清龙20は28オールをツモられるアウェイの洗礼で3位とすら120離れた4位に。流局を挟んで3連和でマイナス1桁の2位まで戻すも、ダントツがさらに4回、もう1人が2回アガって3位。終盤は終わった卓から見に来る人もいたが、結果はともかく変なミスはなかったはず。

2回戦、1回戦の別卓でトップだった3人と同卓。七对ツモで微差トップに立つも以降ワンサイドな展開。北入時点で229点も差をつけられていたが3連和のうち2回ツモで15点差に詰め寄る。最終局は无字三色三步高ぐらいにしかならない手で、门前清で聴牌したときにはポンされていた。索子を使っている対面にラス牌の7索も杠上开花材料の3索もありそうだから、残るは3確の横移動による逆転のみ。フーの声に、祈りながら開けられる手を見ると清龙! もう1人のトップ者も連勝できなかったということで、最終3回戦次第。

3回戦、同卓と別卓に6点が1人ずつ、5点が2人ずつ (私を含む)、4点が1人ずつ。トップを取れば2位以上、2位ではいろいろからむが厳しい。が開局に清龙の24は32オールを引かれ、聴牌すら少ない。同じく地蔵状態が最終局に放銃だったが逆転でのラス回避とはならなかった。

迷った牌姿、

from: その研

ここに3筒が出るもツモらなければ足りない。さすがにポンして普通は4筒を切るところだが、下家がポンして8筒を切っての裸単騎、上家はポンして3筒を切っての裸単騎。見えている分だけ持っている確率が低い打7筒で上下とも切らざるを得ない36筒に取ったが刺さってしまった。

上から順に 9, 8, 8, 7, 7, 6, 6, 5+4, 5-130, 4, 4, 4, 4, 3, 2, 2 ということで16人中9位。入賞者へのプレゼンターを仰せつかり、全員の集合写真を撮って解散。台中からの方は終電がなくなったそうでホテルを探されていた。

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