父は言った、「なんでJリーグの試合開始3時間も前にスタジアム行くん?」と
僕は岡山の試合を見る時、高い確率で前日に実家に帰省しているのですが、当日昼過ぎに試合に向かう際にたびたび言われること。
「19時に始まるのに、なんでもう出るん?そんな早よ行ってなんかあるん?」
毎回言われてる気がするので、ここでちゃんと答えておきましょう。
なんかあるんです。
キックオフギリギリの到着では満足できないんです、と。
↓以下、岡山の試合を例に写真を貼りますが、だいたいどこのJリーグ会場でも同じことが言えるはずです。
※自由席の場合は「席取り」という重要な行為がありますが、そこは今回は省きます(指定席派なので…)
マスコット
まず何と言ってもマスコットが出てくるのがキックオフだいたい3時間前。
これを逃してはスタジアムに行く価値が半減してしまいます(僕の場合)
毎試合同じマスコットが出てくるなら別に、毎回ちゃんと時間通り行く必要もないのかもしれません(正直ちょっとそんな気分の時もある)。
でも季節の装いや小道具が変わったり、絡むイベントが違ったり、特別ゲストが来たりと、なんだかんだで毎回違った楽しみはあります。
そして何より、「今日も元気でやってるな!」と確かめ、挨拶を交わすことがとてつもなく尊いルーティーンなのです。
スタグル
スタジアムグルメも、試合直前は混みあっているので早めに調達したいところです。これもだいたい3時間前からオープンのところが多いですね。
別に食べ物なんて駅前で食べたらいいじゃないか、という声もあります(正直ちょっとそんな気分の時もある)。
でもスタジアムの、どこか緊張感を含んだ盛り上がりの空気のなかで味わうグルメは「体験」としての価値を含んでいて、他に替えられないものです。
それをじっくり味わうには、やはり早めにスタジアムに着いておきたい。
イベント
スタジアム内外で行われるイベントも2時間半~2時間前くらいから開催されることが多いように思います。
普段だったら参加しないようなトークショーや体験ブースなども、Jリーグと結びつけば参加の機会が訪れるわけです。(乗馬体験とかもありました)
Jリーグ会場は総合アミューズメントパークと呼んで差し支えなく、やはり早めに到着してこそそれを楽しみ尽くすことが可能となります。
試合前練習その他
スタジアムに入場してからでも、様々に見るべき点は多いですね。
キックオフ前の選手の練習風景などを見てテンションを上げたり、アウェイサポの気合の入った応援体制を遠めに見て身震いするのもまた一興です。
青々としたピッチを眺めながらのんびりビールを飲むのは、やはり早めに入場してこその余裕ある贅沢と言えるでしょう。
全部、Jリーグ
以上のことをまとめると、結局のところ
Jリーグ観戦の楽しみは、試合そのものだけではない
ということに尽きるかと思います。
もちろん試合がメインではありますが。
マスコットも、スタグルも、イベントも。
全部Jリーグの一部です。
もっと言ってしまうと、
スタジアム前広場のベンチでボーッとしてる時間すらも、
僕にとってはJリーグの一部なのです。
その時間、空間がなにより愛しい。
これが「なんでJリーグの試合開始3時間も前にスタジアム行くん?」という問いの答え。
父さん、だから僕は、3時間前にスタジアムに行くのです。
ということを言いたいのですが、いつも面倒くさくて
「まあ、色々あるんよ」
としか言えない、慢性的コミュニケーション不足の親子関係…
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