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フレッチェ、大舞台にひとり立つ(WEリーグカップ決勝@等々力)

女子プロサッカーリーグ・WEリーグに所属するサンフレッチェ広島レジーナの試合には、男子チームのサンフレッチェ広島と同様にマスコットのサンチェ&フレッチェが登場します。

ただ、レジーナの試合では、これまでサブ的な立ち位置だったフレッチェが前面に立ちチームを応援する姿勢が見られます。
いつも前に出ているサンチェも、それを促すような立ち位置。

試合によっては、サンチェがお休みでフレッチェが一人でお仕事をすることも。

WEリーグ開幕から2シーズンを経験し、フレッチェのメインマスコットとしての経験値も順調に積まれてきたタイミングで…

サンフレッチェ広島レジーナが、2023-24シーズンのリーグ開幕を前にしたWEリーグカップで、等々力競技場で開催される決勝戦に進出。
ちょうどこの試合でリーグの各マスコットが大集合するということもあり、フレッチェは満を持して、広島の代表としてひとり、初めての関東遠征を果たすことになりました。
(単独の遠征は2022年に神戸で経験済)


そして当日。

そこには、決勝戦の主役のひとりとして堂々とステージに立つフレッチェの姿が!

グリーティングでも相当気合が入っているのが伝わってくる様子でした。
初の単独関東遠征で、チームとともにこの大舞台で戦うという、かつてない状況。

そして同時に、今までほとんど顔を合わせることのなかった他のマスコットとの交流もこなしていきます。


こういう遠征は交友関係を大幅に広げるいい機会ですね。


そして行われたアルビレックス新潟レディースとの決勝戦は大激戦に。
90分+延長30分では勝負がつかず、すっかり日の落ちたなかでのPK戦でついに決着。

見事サンフレッチェ広島レジーナがWEリーグカップ初優勝!!
その瞬間…

決して大袈裟に喜びを表現せずとも、小さく飛び跳ねながら何度も拳を握りしめ、優勝を噛みしめていたフレッチェ。
決して派手なパフォーマンスをするわけではないものの、しっかりとチームに寄り添い続けた彼女らしい喜び方でした。


フレッチェも加わった歓喜の輪…。

本来の予定からするとだいぶ遅い時間まで動き回っていたフレッチェ。

「メインマスコット」としてまた大きな経験を積んだ彼女は、休む間もなくJリーグの終盤戦、そして来るべきWEリーグの新シーズンに向けて奔走していくことになります。
サンチェともども、これからの活躍に期待しましょう。

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