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雅と侘び寂び

皆様こんにちは。
本日もオフィスのブログをご覧頂きありがとうございます。

GWも終わり、お仕事が忙しい方が多いと思います。
皆様、体調管理にはお気をつけください。

さて、私はGW最中だった5月5日に
京都市左京区にある、真正極楽寺真如堂へ
青紅葉の撮影に行ってきました。
昨年は貴船神社、清水寺、一昨年は東福寺と
この時期には、必ず京都の神社仏閣の青紅葉を撮影しています。

今年は真如堂を選びました。
なぜかというと、秋には紅葉の撮影に必ず訪れてるので
紅葉の時期と青紅葉の時期とで
その寺院の雰囲気の違いを楽しみたかったのです。

紅葉が雅なら
青紅葉はまさに侘び寂びの世界

真如堂本堂と青紅葉

太陽光に照らされて輝く楓もあれば
影になり、本来の緑色となる楓
青紅葉の撮影で、いつも意識しているのは
この光と影、楓の濃淡です。

三重塔と青紅葉

なるべくバランスが良くなるように
構図を整えるようにしています。
緑でも必ず濃淡はありますから
光に照らされる楓、影となる楓も更に濃淡もあります。
これを意識して構図を整えています。

雅の世界の紅葉と違い
青紅葉は侘び寂びの世界だと
勝手に思っているので
なるべく、その場の風情を壊さずに
慎ましく、奥ゆかしくを意識しています。

青紅葉となると、人も少なくなる真如堂
だからそこ、凛とした空気感、静寂の中の深さ
そんな所を表現できたなら・・と思っています。

ちなみに、この青紅葉が紅葉になると・・
昨年の写真にはなりますが・


少し画角は違ってくるのですが・・
もちろん、赤でも濃淡は必ずあります。
ですが、雅な紅葉と侘び寂びの青紅葉
どれも美しさに変わりはありませんが

なんかこう・・・慎ましさ、奥深さ
なんかは青紅葉の方がいいな・・と思ってしまいます。
紅葉を撮影するのも大好きです。
ですが、私は京都の夏を代表する青紅葉は更に好きです。

この時期、まだ京都もそこまで暑くありません。
青紅葉に癒されに、京都に出かける。
そんな1日があっても良いと思います。

静寂に包まれて、聞こえてくるのは
街の音、鳥の鳴き声、風に揺れる楓の木の音
本堂に座り、一時世知辛い世の中を忘れることができます。

特に真如堂は白川通沿いの、少し高い場所にあります。
風がとても爽やかです。
そして白川通沿いにあるとは、思えない空気感がありますよ。

本日もブログもお読み頂きありがとうございます。
次回のブログも何卒よろしくお願いします。

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