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部活動を公式教科に

長文ファンの皆様おはようございます。

もし教育をゼロから考えるなら実は

「部活を公式カリキュラム化し、教育の中心に据える」

がありなのではないかと考えはじめています。週の10時間ぐらいを部活にしてしまい、座学をオンライン化する。

探求学習で最も苦労するのは、生徒が興味を持つことです。部活にはそれがある。スポーツのイメージが強いですが、それ以外にも様々な部活がありますし、生徒の興味に従って増やせばいい。ダンス、youtube、起業、音楽、学校の外で子どもたちが興味を持っていることをど真ん中に置けます。

部活は見方によれば「他者と協力しながら、目標を持って、継続的に行われる探求学習」です。

部活では他者とコミニュケーションを取り、協力しながら、プロジェクトを行います。しかも、授業は共にしない先輩後輩もいて年齢の多様性も若干ながらある。

私は教育をリテラシーとそれ以外と分けています。リテラシーはベースとなる知識という意味で使っており、個人に紐づくものです。日本の受験はこのリテラシーのチェックの役割が大きく、それに合わせて学校教育もかなりリテラシーの獲得に寄っています。

それは貧富の差が出にくく平等ですが、本当は生きていく上でそれほど重要ではないことを大人も知っています。IQ +努力のチェック程度に考えている人も多いのではないでしょうか。それを証拠に多くの大人が受験時の知識の大部分を忘れている。

本当のリテラシーは数学と言語です。すべての知識はこの上に構築されています。これさえ押さえれば、人生のいつからでも学び直せます。

仮にリテラシーの獲得を重視するにしても、テクノロジーを活用すればかなり効率が増すはずです。すでに受験特化型の学校では、知識の提供はスタディサプリを主に行なっているところもあります。

テクノロジーが活用された時、教員の役割は応援、伴走、質問に集約されると考えています。知識の提供はテクノロジーが行うのでその役割からは離れる。

応援はモチベーションを上げる、伴走は生徒がつまづいた時にサポートする、質問は問いを投げかける、です。

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