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配達を利用した詐欺っていうのがあるんですよ。

2年も配達の仕事をしていると、内容を見るだけで「あ、これは詐欺だな」というのがなんとなくわかるようになってきたような気がします。

最近横行しているのが、AirPodsを注文して配達してもらい、届いたのに「届きませんでした」と言って返金してもらうという手口。特徴は注文の品がAirPodsのみという点にあります。他のものと一緒に頼むとかじゃない。

そもそもAirPodsは箱が小さいから、配達したところで袋の中に隠れて内容物が見えないし、難しいんですよね。配達員がネコババしたのか、届いたのに届いてないって言っているのかの判別が難しい。

他には「ギフトカードを買ってきてくれ」というバージョンもあります。ちなみにギフトカードは配達できないことになっている。ほぼ現金扱いやしな。

あとこれは詐欺じゃないけど、普通の注文内容にまぎれて「〇〇(タバコもしくはアルコールの銘柄)を買ってきてくれ」と備考欄に追加で書いてあるというやつ。

あのね、普通の配達の注文でオーダーできないものはできないなりの理由があるんですよ。アルコールを頼みたいならアルコール配達認定された配達員が届けて、さらに受け取りの際に身分証の確認をしないといけない。こういう頼み方をするのは法的に購入ができない年齢層(未成年者)が多いようです。

あとアルコールの配達でも、老人ホームで持ち込みが禁止されているのに頼むお客さんもいる。たぶん医者に禁止されているのだ。そこまでして飲みたいのかと思うとちょっとかわいそうな気もするけれど。

こういう詐欺を避けるために配達時にちゃんと証明として写真を撮ることになっていても、逆に配達の写真を撮った後に商品をそのまま持ち去るドライバーもいるらしいからどっちもどっちだなという感じです。

こういうのはいつのご時世にもありますよねぇ。配達する側としてはトラブルを避けるためにこの手のやつは受けないことにしています。だって疑われたら面倒だもの。

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