2023.08.30 AM3:00

2時に仕事がおわって、ひとりになった店でこれを書いている。
19年続けてきた仕事が、あと2日で終わる。
取引先各位に退職の連絡をした。後任への引き継ぎをした。長いお客さんにひと通り挨拶をした。私物を整理し、荷物をまとめた。あとは鍵を返して出ていくだけだ。
あとに何も残さないように、静かに出ていくだけ。
感慨が、もうすこしあると思っていた。思った以上に淡々と時間は過ぎて、そして何より忙しくて、ここにいた長い時間をふり返ることもせず、もう今週末からは自由なのだとわかっているのに、喜ぶか怯えるか、してもいいものなのだけれどきっと、何の実感もなく、ただやって来る日をただ、迎えるのだろうなと思っている。


ちょっと正直に書くけれど。
ぼくは、これからの日々をちょっと、怖いなっておもうようになった。
思った以上に前向きな気持ちになった気になって、ちょっと休んでなんて、リフレッシュして希望に満ちた日々を迎えることを何の疑いもないように、そのように思い込むように、なんだか過剰に自分に言い聞かせていたような気がする。
もう少し余裕で前向きで冷静で、これからうまくやるんだよと、見ててねと、そんな話をサクッと小一時間で書こうとおもってたんだけれども。
文字にすると気持ちや思考が整理されるのは、わかってはいたけれども、あまりに久しぶりすぎて、書くってすごいなと、あらためておもってしまった。全然そんなんじゃなかったかも。
あんまり弱いところは見せたくないのだけれど、書きはじめて引き出されたことって大事。飾って書いてもよくないね。
前回のnoteで年甲斐もなく「等身大を」って書いたので、こういうことかとおもってそのまま書いておくことにしようとおもいます。
書く頻度が落ちてしまっていたからか元からかわからないけれど、ここまで読み直して恥ずかしいくらい文章がうまくないの、けっこう堪えるな。

怖いな怖いなと、日々をおくることに慣れないで、怖いな怖いなと、正直に言いながらこの先を模索していこうと、おもっています。
また書くから、時間があったら読みにきてください。だんだんましな文章になっていく、はずだとおもうから。


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