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2022年新たな挑戦〜イタリア街・汐留町会との取り組み

汐留シオサイト5区 イタリア街


みなさんは、『イタリア街』と呼ばれるエリアをご存知ですか?

汐留シオサイト5区イタリア街は、新橋駅と浜松町駅の中間地点にあり、イタリア人建築家の監修のもと創られた街並みは、CMや雑誌の撮影スポットとしても多く登場しています。

ドラマ『花より男子』のロケ地として使われたこともあり、知らず知らずのうちに皆さんの目にしているかもしれませんね。

初代『新橋駅』

実はイタリア街は、もともと『新橋駅』でした。
日本における最初の鉄道が開業したのが1872年。
その始点・終点が新橋駅と横浜駅。元々武家屋敷だったこの土地には、「新橋駅」が設置されていたそうです。
旅客と貨物の要地として発展した「新橋駅」は、利用者数の増加に伴い、敷地が足らなくなった影響で、貨物駅として『新橋駅』は「汐留駅」に変わり、旅客駅として「烏森駅」が今の「新橋駅」に変わりました。
さらに貨物量の増加に伴い、敷地が足らなくなった「汐留駅」は、1986年に廃業、再開発地域となりました。

新たな街づくり〜イタリア街

再開発地域となり、このエリアをどういう街にしていくのか。
地域の方々が、ニューヨークの例を参考に街づくりをし始めて、完成したのが今のイタリア街につながっているんだそうです。
※細かな経緯は、下記ををご覧ください。


なぜ、このようなことを書いたかというと。
このイタリア街で、フードイベントの企画運営をゼロから携わることになったからなのです。

2022年は、もともと考えてた、本屋構想とは別に、新たな挑戦をスタートすることになりました。
なぜ、イベントを企画するようになったのか。

コロナ禍で賑わいを失った街

おしゃれスポット・イタリア街も他地域と同様、大打撃を受けました。
2020年、新型コロナウィルスの流行。

イタリア街は、いわゆるオフィス街。
平日はビジネスマンで賑わいますが、
土日は、JRAウインズ汐留に馬券の購入者の来場や、写真撮影をする人がいるくらいで土日は閑静な住宅街に変わります。

それが、コロナ禍で一変。
リモートワークが進み、出勤する人が減少し、集客源だった馬券購入者もインターネットでの購入にシフト。

日本最大級規模のナポリピッツァの祭典『汐留イタリア街 ナポリピッツァサミット2019』などが開催されるなど、かつては賑わっていた街がすっかり閑散としてしまいました。

街との共創〜キッチンカーイベントの開催

汐留町会やNPO法人コムーネ汐留など、イタリア街の街づくりの担当者が街を活気づけようと取り組みを進めていました。
キッチンカーの誘致などを中心に取り込みを進めている中で、さまざまな飲食事業者に声をかけ続けた結果、飲食店、商品開発のマーケティング戦略のスペシャリストH氏に繋がり、H氏からの紹介で僕の会社も2021年の年末に企画に入ることになりました。

イベントで賑やかしをすることで地域創生を図りたいイタリア街の皆さん
コロナ禍で売上が減少し、テイクアウトや移動販売に業態変更を余儀なくされた飲食事業者
これから新たに飲食店を出店したい事業者
を共創する形で企画を立ち上げ、汐留町会、NPO法人コムーネ汐留主催の下、第一回を開催することになりました。

僕の法人としても、キッチンカーの出店者であると同時に出店者の取りまとめをする代表法人として、このイベントに参画し、企画や運営の責任者として陣頭指揮をとることになりました。

「汐留イタリア街2022 春のキッチンカーマルシェ」

第一回は、キッチンカー10店舗出店、2日間で約3000名が来場。

第一回は、キッチンカー10店舗を集めての開催。
出店者の多くが、キッチンカーでの出店が初。
運営サイドもイタリア街を利用することはもちろん、運営自体も初。
入念な準備はしたものの、初物づくしで手探りなままの開催となりました。

結果、2日のイベントへの来場者数は推定3000名。
コロナ禍明けの一発目の街のイベントとしては成功と言える数字となったんのではないかと思います。
主催者の汐留町会、NPO法人コムーネ汐留はもちろんのこと
イベント開催にあたりトイレの利用をご協力いただいたJRAウインズ汐留、コモーディオ汐留、近隣の店舗の関係者のおかげでから多大なご協力のおかげで無事開催することができました。
この場を借りて、感謝をお伝えいたします。

食を通じて、街に賑やかす。

2022年は、その後も汐留町会やコムーネ汐留主催のイベントにお声がけいただいて、『汐留イタリア街2022会夏祭りビアガーデン』や『三重フェスタ2022』などに出店させていただきました。

汐留町会やコムーネ汐留主催のイベントを企画段階から一緒につくらせていただいてから、今年で3年目になりました。

今年は、4月と12月に汐留町会やコムーネ汐留様と共に企画段階からイベントをつくらせていただきます。
食を通じて、街に賑わいを創出できるように貢献していきます。

合同会社ChStyle
代表 山下大輔




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