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三瓶山(さんべさん)に行ってきた~!

先日、お仕事を休んで(というか、この頃、お客さんのない日はほとんど山)、お隣島根県の三瓶山へ行ってきました。起業してからは初めての三瓶エリア。そして三瓶登山自体は実に20年ぶりでしたね。何とも、20年とは!!!島根出身の私は小学校の登山遠足や、ワンゲル時代の20kgの荷物を担いでの縦走。そして、社会人になってからも山の会で何度か行ってます。その頃は、冬も大山ではなく三瓶方面へ。歩くスキーにはまってた時は週末ごとに野山を歩き回っていました。もちろん、起業する前にも、散策へは何度も行ってますけど、登山は本当に久しぶり~!

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珍しく朝早くの移動。出雲でご来光を拝む。この日のお天気は午後崩れる予報で心配したのですが、雨に降られることなく下山できました。

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さんべ~!!!西の原よりスタート。左に見える男三瓶(おさんべ)を目指します。

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赤ルートが今回の歩いた場所ですね。西の原から男三瓶、そして女三瓶(めさんべ)へ。女三瓶からは太平山(たいへいざん)へ。それから火口にあたる室の内(ムロノウチ)へ降りて池を楽しむ。それから再び、登り 子三瓶(こさんべ)へ。それからもと来た西の原へ下山しました。12kmで7時間です。

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コースタイム的には駐車場から草原を歩き登山口まで20分、そしてそこから男三瓶山頂までは110分となっていました。ゆっくり上り、時々後ろを振り返りながら景色を楽しむ。山陰の山の楽しみは、海も見えるってところ。三瓶も例外なく日本海が見えていますね。残念ながら少し霞んでいたので、はっきりと見えませんでしたが、その代わり眼下には雲海が広がっていました。

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見える山は孫三瓶。

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三瓶のイメージは笹山。記憶の通り、山頂部分になるとススキやササが出てきますね。丘のような雰囲気の山頂。

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枯れススキの向こうに見える雲海。大山の山頂台地のように山の上はとっても広い~!!

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そして山頂に到着!!1126mです。

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方位盤で大山を確認・・でも、雲って見えず~!(涙)

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山頂小屋でティータイム!少し空気の冷たい日でしたが、風がなかったので快適。ただ、長いこと休憩すると冷えるので、ダウンなどを羽織る。

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次は女三瓶を目指します。犬戻しと名の付くエリアは道が細く、がけもある。数年前の三瓶の地震ではこの辺りが崩落し、通行止めになっていたようでした。左は孫、そして右は子。ふもとに広がる森は室ノ内です。ひとことで言えば、三瓶はポンデリング。まるであのドーナツの形をしていますね。

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犬戻し、ユートピア、兜山と続き、女三瓶へ。標高953m。

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着いた~!男三瓶から女三瓶までコースタイムは下りで50分です。

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孫、小、男と見えていますね。上から覗き込むと次の目的地の太平山(タイヘイザン)の展望台が見えます(※写真にヘリが映ってますが、荷卸しの最中でした)。ここは最近整備されてきれいな展望台がついていますね。それに、この展望台まではスキーリフトが運行なので、手軽に上がってこれるようです。なんで、軽装の方も見かけます。

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15分で大平山に到着!左は子で、右が男です。標高854m。

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こんな展望台が設置されていました。新しいですね。

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リフトで上がってランチもいいかも~。東屋もありますよ。のんびりする観光客を横目に、我々はここから少し縦走路を孫三瓶側へ20分歩き、奥の湯峠から火口付近にあたる室の内へ降ります。峠から室の内にある池までは、30分のコースタイムです。

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葉が落ちて見通しがいいですね。紅葉の時もいいだろうなぁ・・と想像しながら歩きました。大山とは違う木々も・・。特に目を引いたのはカシワの木でしたね。

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大山では見かけない葉の形。これは小さいサイズの葉で、もっと大きなカシワの葉もたくさん落ちていました。何個柏餅が作れるかな??などと想像。そして柏餅の葉の代用品は今はカタラ(サルトリバラ・サンキライの別名)の葉を使うのですが、そのカタラもあちこちで見ました。

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さて、室の内の池ですが・・

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思った以上に美しい。風がなかったので、池が鏡のように森を写していました。これで紅葉ピークなら・・そして日差しがあれば・・・さぞかしきれいでしょうね。

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ここは火口です。なので、こんな看板も・・・。鳥地獄~!あぁ~おそろしや~。いちを気象庁的にはここは活火山ですからね!鳥地獄をあとにして、次は子三瓶を目指します。

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20分上ると風越と呼ばれる、孫と子の間の縦走路に到着。ここから子を目指して再び登ります。

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ササの間の道がよく見えますね。十字になっている部分が風越です。向こうに見える山は孫(標高903m)。そして・・

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室の内池が見えます。ここから見るとハート形~!かわいい!で、登ること25分、子三瓶に到着です~!山頂~!標高961m

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このころからなんだか男三瓶側からガスが出てきて視界をふさぎます。

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子三瓶の手前に偽ピーク?があってこちらでお昼休憩です。今回は孫は行かなかったので、次回は完全縦走をめざし再トライしたいですね~。

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さて、ランチ後は下山開始。最初の地点、西の原を目指します。コースタイムは60分です。縦走路(稜線付近)はあまり木々がなく、ササやススキ。でも、裾野を見れば豊かな森が見えています。それにしても、この季節は何とも言えない色あいで美しいですね。

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ふもとに降りてくるとまだ名残りの紅葉が楽しめます。

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久しぶりの三瓶を大満喫。12kで7時間。ゆっくり歩くので、身体もラク~。最後はススキ野原を歩きます。

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振り返ると・・

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左が男三瓶。そして右は子三瓶です~。ありがと~!!また来ます!!下山はもちろん!三瓶温泉へ!!!三瓶周辺にはあちこちにいい温泉がありますので、ぜひセットで楽しんでくださいね。

三瓶に関する情報はこちらのHPでチェックくださいね。

次の日、常連さんに三瓶に行ったんですよ~って話をしたら、「標高1126mだから、11月26日に登られたんですね・・」と。お~!まさに、実は1126(いい風呂の日)ってことで、温泉では半額チケットいただきました~!ということで、三瓶は11月26日に登るべしですね(笑)

寿庵のHPはこちらをクリック!

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