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祭は中止となりました。

昨年、大山を代表するすべての祭りは中止になり、神事や法要は関係者だけで粛々と執り行われました。今年こそは・・と思ってたけど、やはり思った通りで、中止になりましたね。

まずは、例年5月24日は大山寺の春季大祭です。そして3年に一度は御輿行幸といって古の装束をまとった男たちがみこしを担いで参道を練り歩くお祭りが行われます。実は昨年が3年に一度の御輿行幸だったのですが、中止になったため、今年に延期。それも残念ながら中止になり来年の令和4年へ持ち越されました。

御輿行幸ってどんな祭??詳しくはこちらのHPで確認くださいね。そして来年はぜひとも5月24日に神輿が参道を練り歩くことを期待したいですね。

もちろん、24日は大山寺で関係者のみで法要は行われるはずです。

そして、やはりこちらも中止になりました。6月第一週の土日に行われる大山山開き祭です。私にとって、こちらは大山で一番思い入れのある祭りです。学生の頃から前夜祭のたいまつ行列には参加しており、本当に思い出深い。昨年中止になった時もショックだったけど、今年はもはやあきらめの境地。しょうがない・・とわかっているけど、やはり残念で仕方ありませんね。

2014年の山開き祭の前日に開業した寿庵。このタイミングでどうしても開業したかったので、がむしゃらだった日々を思い出す(普段は忘れてるけど~)。そして、2018年の山開き祭のときは、あの100名山一筆書きで有名になった田中陽希さんが宿泊。まさに今続行中の300名山の大山の時に来ていただきました。やはり思い出深い日だよなぁ~。下記の写真は山開き前夜祭のたいまつ行列です。

松明

色んな意味で、山開き祭が中止になることは本当に残念です・・・。来年こそは、開催できるようになっていることを願って、今年はぐっと我慢ですね!

大山の山開き祭に関してはこちらのHPをチェックしてね。

5月・6月と祭がなくなり、8月にあった大山の自治会で行う夏祭りはコロナ前に消滅。以前は年間通していろいろあったイベントや祭りも後継者不足などが原因で、徐々に廃止になっていました。大山だけではなく、あちこちでコロナが理由で祭などがなくなりましたが、そこに加え後継者不足などが理由で、アフターコロナになっても消えゆく祭があるかもしれませんね。

はぁ~・・なんだか私にとっての節目の祭り(山開き祭)がなくなり、何とも脱力・・。でも、この日に宿を予約してくれたお客さんは「祭がなくなっても行くからね!」と言ってくれ、すごく感激でした。

大きな祭り(山開き安全祈願祭)はなくなったけど、今シーズンも事故なく楽しい登山ができるように、各自で安全登山の祈りを山に捧げましょうね。

寿庵のHPはこちらをクリック!


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