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【報告】エコツアー「大山さん詣で~海から山頂へ~古道・坊領道」(5/15-16)

海から山頂企画は寿庵にとって2018年以来2回目。前回は大山古道の一つ「尾高道」を一部歩き、今回は「坊領道」を一部あるいて海から大山山頂を目指しました。その模様を報告いたします。報告はKガイドより。

先週末、大山の阿弥陀川の河口から水を汲んで大山山頂に返そう!!というツアーを1泊2日で行いました。

ココでミニ知識:実は水を山へ返す・・というものは各地で行われている行事の一つ。たとえば、琵琶湖(※)の水をくんで富士山頂に注ぐ「お水取り」と、山頂の湧き水を持ち帰って湖に注ぐ「お水返し」の行事は毎年8月にあります。※なぜ琵琶湖?と思ったのですが、ダイダラボッチと呼ばれる巨人が近江の土で富士山をつくり、掘った跡が琵琶湖になったという伝説にちなむようです。そして北アルプスでも10月に水に感謝する神事として、ふもとの町安曇野を流れる川の水を汲み、上高地の明神池穂高神社奥宮へお水返しが行なわれるようです。そういえば、以前、石鎚山でも、ふもとのうちぬき(湧き水)を汲み、山頂へ20kmを歩くイベントがある・・教えてもらったことがあります。

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大山を流れる川の一つ阿弥陀川の河口にて、今回のために準備したオリジナルボトルに水を入れます。ボトルを手に記念撮影。

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遠くには目指す大山が見えます。5月とは思えない気温の高い日でしたが皆さん元気にスタート!

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今回1日目は河口から登山口にある大神山神社まで、そして2日目に山頂を目指すことにしました。大山古道の一つ「坊領道」と「中国自然歩道」を組み合わせ、神社まで17km、標高差889mの道のりです。

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本来は次の日に山頂に水を返そうという企画でしたが、2日目は残念ながら天候が悪く中止の判断。結局1日目の河口から大神山神社までの17km歩いたまでになりました。標高差889m、海から歴史ある坊領道(大山古道)を歩いた記録は下記の動画でご覧ください。By.K

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【寿庵エコツアー】「大山さん参り 海から山頂へ」改「海から大神山神社まで」海抜0mから標高889mの大神山神社まで距離17km。標高差889mのロングトレイル2021.05.15

さて、イベントの後日談です。この日汲んだお水は、各自で山頂へ返そう・・ということで皆さんに大事に持って帰っていただきました。そして、「無事返しました~!!」と梅雨の晴れ間に登頂のKさんから報告がありました。

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これで本来の目的は達成ですね!あの海岸線から歩いてきたわけで感慨深いですね!来年は一気に0から1709mをめざす「海抜0mから標高1709mの大山山頂まで距離20km」を是非やってみたいですね!

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