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梅雨の晴れ間。

梅雨に入り、じとっと寒い日が続く大山ですが、時々晴れる日もあり、やっぱりそんな日は気持ちも上向きますね。今年は梅雨入りが早かった分、お客さんの動きも早めに鈍ったのですが、これはいつもの大山なので、あまり気にせず日々過ごしています。ちょっと前倒しになった・・ってこと。

ここ最近、山の装備をしっかり持って登山・・というのはあんまりせずに、歩いて1時間程度のルートを普段着で連日散策です。

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ずいぶん、葉が生い茂って来たものの、まだ木漏れ日がキラキラしていてきれいですね。そうそう、昨日の夜、月食だったのですが、このあたりは曇り空で残念ながら見えず。そろそろだろうなぁ・・と時計を見ながら空を眺め、心なしか暗さが増したような気もしました。皆さん見れたでしょうか??昨晩のは、月が隠れるんで月食。で、太陽が隠れるのは日食。実は、この日食のときには、この木漏れ日が三日月形になる。三日月形の光が地面を照らすんで、とっても不思議です。

ゆっくり地面を見ながら散策すると、いろんなものが見えてくる。でも、じっくり見てるつもりでも行くときは目に入らないけど、帰り道には見つけることもしばしば。

そして、こちらも毎年花がつくのだけど・・・

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以前はたくさんたくさんあったらしいけど、今はあんまり見かけなくなりました。花が咲くのが楽しみ。花の咲くころに地域での草刈りがあるんで、みんなに刈らないようにお願いしないとなぁ・・。さすがに白い花をみれば残してくれると思うけど・・

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可愛いキノコ。これはオチバタケの仲間のようですね。目立つキノコはこの時期あまりないけど、でも、よくよく見ればキノコもありますね。

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キクラゲ~!こちらのキクラゲは半月くらい観察してます。どんどん大きく成長中。まぁ、食べるわけじゃないけど、時々触って感触を楽しんでおります(笑)。

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既に蝉の声も聞こえてきます。ハルゼミです。うるさい感じはなく、鳥の声に交じり聞こえてくる蝉の声。小さいセミですね。

ランや珍しい山野草は盗掘が耐えません。でも、ランなどは必ずラン菌と共生しているので、この菌から引き離されたものは栽培できません。土と一緒に掘り起こして持って帰っても育ちません。それに、山で見るから美しいのにね・・・。採取はやめてほしいです。大山でもかなりランの盗掘が行なわれています。

遊歩道沿いなど、気が付くと無くなっています。こうやって記事にあげて、みんなにも美しいランを見てほしいなぁ・・って思う反面、この行為によって採取されるかも・・と思うこともあり、悩ましいです。みんなのものなので、大事にしたいですね。

さて・・・こちらは私もよく話題にするサンカヨウです。

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昨日ユートピアコースを歩いたKさんから頂いた写真です。山のふもとから徐々に標高をあげ、今は上の方に上がらないとなかなか見れなくなりました。実は大山では珍しくない花なのですが、鳥取県ではレッドデータブックに載る貴重な花です。

あと、コゴメウツギなんてのもあちこちで大山では見られるし、へたすりゃ、草刈りの時にかられるんですけど、こちらも希少植物になるようです。

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大事にしなきゃな・・・。

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道端に生えているダイセンクワガタ。こちらも可愛い花ですね。

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蝶も見かけるように。これはウスバシロチョウでしょうか??アサギマダラの目撃情報もあるんで、あえるの楽しみだな。

さて、気分転換しすぎなんで、そろそろ仕事しないとな・・・。とうぶんお客さんないけど、飛び込みあってもいいように、準備しておかねば!

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