雪下ろし。
全国旅行支援も何とか対応できております。お客さんも難しいと言いながらも何とか克服。スマホの画面上にうまくアイコンが出現し、合算がうまくできたときには、「おめでとうございます!」と言って拍手。と、まぁ、そんな感じで、対応中です。ほんと、毎日、お客さんのスマホをいくつも並べて私も一緒に格闘中です。
ここ数日の積雪がトータルで200㎝になりました。ですから、屋根の上の雪が大変気になっておりました。クーポン合算より、ずっとずっと雪下ろしの方が頭がいたい。クーポンでは死なないけど、雪下ろしでは死ぬリスクだってある。
場所によっては屋根の上に私の身長をはるかに超す雪があったのですが、まだ降って間もない時は雪が軽い。そのため、早めに雪下ろしをすることにしました。
とその前に、隣の屋根からの雪庇が気になる。
建物と建物の間にはしごがあり、それを登るのですが、ちょっと上部が危ない!頭の上を気にしながら、2階の客室からはしごへ移り、そこから屋根の上にあがります。
上がります!と言ってそんなサクッと登れるわけではなく、雪の下に埋もれた「雪持ち」を掘り出して、そこにザイルをかける。それからようやく屋根の上に登ります。そういう作業はいつも冬山をするガチの山屋にお願いします。ヘルメットにザイル、ハーネス持参で参加です。
隣の雪庇と同じくらいの高さまで盛り上がった屋根の上。ちょっとどんな状況かわからないでしょうから別の日に撮影した屋根の様子をご覧あれ~~。
写真撮影時はまだ雪が少なく、雪庇も小さい時なのですが。実際屋根の上に上がってみると、隣の雪庇の高さまで雪が積もっておりました~~。上部の写真で言えばピンクの矢印の高さ。それがどれっくらいの高さかというと‥。
結構あるでしょ。2m近くの積雪がこちら側にありました。なぜかこっち側だけにあるのですが、それは風向きです。吹雪の時は西側から風が吹くため、ちょうど左隣の高い建物から吹き溜まるように寿庵の屋根の上に雪が積もるんです。
で、屋根の上ですが、隣の屋根の上の雪の高さと比較すればわかりますよね‥。今回、3人がかり、途中でもう一人加わって4人がかりで2時間黙々と作業。
どんどん落としていきます。全部雪をかくことはせずに、50㎝くらいは残すのがコツです。なぜなら、全部雪をかくと、屋根が温まり雪が溶けやすくなります。そうすると、雪ずりが起こり、人間もろとも屋根の上から落ちる可能性があるからです。
実はこちらの西側の屋根はまだ作業がしやすい。なぜなら、屋根の上から下に落とすだけ‥。
こちら側には、うちの付帯設備しかないため、雪に埋もれてもしょうがないって思えるのですが、反対側にはお隣の付帯設備(灯油タンク、室外機など)があるために、雪を落とすことができません。そのため、雪をかき集め、スノーダンプに乗せて、北側へ落とす作業をします。屋根の傾斜に任せて、雪を転がり落とすことができないため、労力が倍かかるんです。
今回は、簡単に落とせる側をとりあえず落とすことに成功!ここが最も量が多かったので、ここだけでも十分安心ですね。
雪下ろしの後、お客さんのチェックインが始まります。そしていつものように支援を受けるお客さんの書類をチェック、そしてスマホの画面を一緒に確認しながら、取得方法を説明します。
お客さんの対応をひとしきりしてから雪をおろして身軽になった屋根を確認。すっきりした~~~!
ということで、雪下ろしを終えて、気持ちが楽になりました。クーポンの説明や申請書類うんぬんよりずっとずっと大変な仕事。それに比べればクーポンごとき何のこれしき!(笑)って思いますね~~。
今夜は筋肉痛か???寿庵のHPはこちらをクリック
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?