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大神山神社の特別拝観へ行ってきました。

雨の大山です。この雨の中ではありますが、大神山神社奥宮の特別拝観へ出かけてまいりました。まずは詳しいことはHPでご覧ください。

先日より告知しておりますが、今現在、遷宮中で、屋根の葺き替え作業が行われております。ご神体はお隣の下山神社に祀られており、本殿には神様は不在。この間に、屋根の作業が進んでおります。

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すっぽりと覆われた本殿。この中へ今回は入ることができました。内部は写真撮影禁止です!ついスマホを向けたくなると思いますが、これは行った方だけの特別な場です。そういった意味でもぜひとも見ていただきたいです。

まずは入るにあたって、どういった作業をしているのかを丁寧に解説いただきました。

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私たちも貸出し用のメットをかぶっております。

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屋根材は杉の木。樹齢100年以上のものが丈夫なようで、それらを利用するようです。100年も杉を育てる‥という話を聞くだけで、何だかすごい感動を覚えます。この杉の大木をこのように薄い板になるまで手作業で割き、大神山神社の屋根にこちらも手作業で葺き替えるとのこと。

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中へ誘導していただいて屋根を間近で見させていただきました。本殿を覆った囲いの中では職人さんが一枚一枚手作業で張り付けている姿を見させていただきました。文化財を守るために、こういった技術は伝承されていくようですね。そう言ったお話なども聞かせていただき本当に興味深かったです。

とにかく、実物を見ていただきたい!!まだまだ空があるようですので、ぜひぜひお越しくださいね。HPには予約状況も記載されております。空きがたくさんある場合は予約無くても入場可能です。ただし1回にはいれる人数は20名のようですので、予約した方が確実です。

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記念品として貴重な屋根の古材をいただきました。大事にします~~!!いいもの見れて、いいものいただけたんで、昨日のお賽銭は音のしないものを入れておきました~~~~。奮発!

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丁寧にこのような資料もいただけたので、とても勉強になりました。色々詳しく解説されてますよ。

厳しい環境で建っている神社。雪が降るため工期などの計画が普通の神社より難しいようでした。建物自体は250年前のものですが、屋根は30年前に葺き替えが終わっているようです。次回の葺き替えはまた30年先になります。その時、どうしてるかなぁ~~。その時もあの石畳を上がれるくらい元気でいたいものですね!

神聖なる場所へ入ります。細かい決め事がありますので必ずご確認ください。登山後であれば服装に注意が必要です。足元は雨の日だったこともあり長靴の方もおられました。

禁止事項・拝観条件等
◆新型コロナウィルス感染防止ため、マスクは必ずご着用下さい。なお、感染の状況によってはやむを得ず拝観を見合わせる場合があります。
◆体温が37.5℃以上の方、また体調が優れない方は拝観をご遠慮下さい。
◆神聖なる社殿の拝観につき、服装・履物が不適当な方はお断りします。シャツは襟のついたものをご着用下さい。
不適当な服装:Tシャツ・ジーンズ・ジャージ・半ズボン・短いスカート・サンダル・スリッパ等。またスロープが木製ですので滑りやすい履物は危険です 。 
◆素屋根内の写真撮影・携帯電話の使用禁止(携帯電話による撮影を含む)。
◆喫煙・飲食・酒気を帯びての拝観禁止。
◆ペット等動物の同伴禁止。
◆御社殿に触れたり傷・落書き等を付けないで下さい。
◆素屋根(現場)内では、係員の指示に従ってご拝観下さい。係員の指示・禁止事項・拝観条件に従っていただけない場合、拝観をお断りする場合があります。
◆係員の指示・禁止事項・拝観条件に反して生じた事故、また神社に帰責事由の無い事故・トラブルについては、神社は一切の責任を負いかねます。
◆雨天の場合:雨天でも実施致します。雨具をご持参下さい。
◆台風等大雨・強風で危険が予想される場合や工事の関係等、神社の判断により安全のため、やむを得ず拝観を中止する場合があります。

寿庵のHPはこちらをクリック!


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