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【報告】きのこ博士と歩く「寿庵きのこクラブ」(第4回)

7月17日(土)は第4回目の寿庵きのこクラブでした。徐々に暑くなる大山、ふもとは32℃という気温!大山も日中は27℃近くまで上昇。でも森の中は心地よかったようですね。今回の報告はTさんからです。

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宿から歩いていけるエリアの遊歩道のキノコたちを、ゆっくり探して歩きます。

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登山道脇やちょっとした空き地、びっくりするぐらい大きなナギナタタケが目に飛び込んできました。長さは20cmもあったでしょうか・・。

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緑と茶色の森の中に鮮やかなオレンジが映え、これも食用になると教えてもらいました。ナギナタタケのような担子菌類や子嚢菌(※)のチャワンタケでは柄のあるものや柄のないものを見比べたり、どこから胞子がでるのか確認しながら胞子を飛ばしてみました。

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夏になると出てくるベニタケやイグチの仲間があちこちにみられ、変色があるもの、ないもの、匂いをかいでみたり、見るだけではないキノコの楽しみ方も先生に教えてもらいました。

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もちろん、キノコだけでなく粘菌も!!ススホコリやホソエノヌカホコリ、シロウツボホコリなどもみられ、小さな世界も見ることが出来ました。

ひとつひとつ丁寧に見ていき、先生に解説をしていただいたのですが、キノコの奥の深さ、森の木々とのかかわりなど、今回も新しい発見や驚きの生態などを知ることができました。

写真&報告はTさんからでした。ありがとうございます。

文章の中に出てきた子嚢菌(※)とは
「きのこ」のほぼ全てが「担子菌(たんしきん)」および「子嚢菌(しのうきん)」というグループに含まれます。担子菌は、いわゆるキノコ型のものが多く、担子器という細胞から胞子をつくるキノコのグループ。そして子嚢菌は、少し変わった形のキノコなどがあり、子嚢という細胞の中に胞子をつくるグループです。

来月8月はきのこクラブはお休みです。7月ごろは夏のキノコは発生しますが、8月になると発生がすくなくなるようです。次回は9月を予定しております、また日程が決まり次第、ご案内いたしますね。※追記 9月は26日(日)を予定しております~!

その他、寿庵のオリジナル企画は・・・・

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