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ただの仕事日記 day50

5/2 (Thu.)
#66日ライラン day50

昨日の大阪は、寒かった。

昨日は、最高気温が前日から −6℃。
しかもその最高気温は夜中の12時!
朝、家を出る時には思いがけず肌寒く、そこから勤務が終わって帰りの電車に乗る時は、さらに寒かった。電車を待っている女性が、着ているカーディガンの上から両腕で上半身を抱え込んでブルブルしているくらい、寒かった。

でも、私の気持ちは、実はポカポカしていた。
仕事を終えた、その充実感で暖かくなっていた。

前の日は逆だった。その日も同じ午前しかない勤務なのに、思った結果にならなくて悶々としていた。


私の職場は小学校である。
相手は低学年の子どもたち。
もー、ほんとに今の子どもは黙って大人の話聞くことができないんだから!5分前に注意されたことなんでもう忘れてるの!!「おなかすいたー」って言われても、はいって食べ物なんて出てくるわけないでしょ、私はあなたのお母さんと違うし、ドラえもんでもないんだから!(?)

‥とその時は思う。
でも仕方ない。相手はそういう生き物なのだ。
そして私はその子たちを相手にする職業なんである。

しかもその日は、三連休明けの初日。大人だってだれてしまいがちなところ。
つい半月前まで、幼稚園児や保育園児だった子どもたちである。

黙って話聞けないのは、自分も喋って参加したいってことだし、
5分前に注意されたこと忘れてるのは、注意の内容がちゃんと理解できてないってことだし、
お腹空いたって言えるのは、気持ちを正直に言えることだし。
実際お腹も空くし。
ちょっと正直過ぎて困るけどね。

てな感じで、前の日の午後は、翌日どうしようか、試行(思考?)錯誤と言えば言葉はいいけれど、あれこれ悶々と原因と対応策を考えていたのだった。
それが、思ったよりすんなりハマったようで、昨日は予想以上に子どもたちのくいつきと集中がよく、帰るころには私も内側からポカポカになっていたのだった。我ながら、単純な性格だなといつも思う。
(前日の態度が悪かったことを、子どもたちなりに何となく感じて、ガンバッテいたのかも知れないし、単に、子どもたちの連休気分が抜けて、平日モードに戻っただけかも知れない。それか、授業中に知っている歌が出てきて嬉しかっただけなのかも)

晴れの日もあれば雨の日もある。
寒さに震えて帰る日も、汗だくでカーディガン脱いで鞄に突っ込んで帰る日もある。
時短勤務だって、今の私はまだまだアップデートできるぞ、と思いたい。

さて、今日の子どもたちはどんな顔をしてるだろう。


あ、でも「おんがくでブリンバンバンうたっておどりたい!」ってキラキラした瞳で言わないで‥。どうぞそれは休憩時間に、自由に踊ってください。



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