コラに「こらぁ!」と言いたい

[民数記 16:1,2,3]

レビの子であるケハテの子イツハルの子コラは、ルベンの子孫であるエリアブの子ダタンとアビラム、およびペレテの子オンと共謀して、
モーセに立ち向かった。イスラエルの子らで、会衆の上に立つ族長たち、会合から召し出された名のある者たち二百五十人も、彼らと一緒であった。
彼らはモーセとアロンに逆らって結集し、二人に言った。「あなたがたは分を超えている。全会衆残らず聖なる者であって、主がそのうちにおられるのに、なぜ、あなたがたは主の集会の上に立つのか。」

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 

 自分が今持っているもの、立場、地位を感謝し、それに満足しようとせず、自分が値する以上のものを手に入れようとしたために、命さえも失ったのがコラであった。
コラの生涯から学ぶ教訓は、
目標と貪欲は紙一重であるということ。
自分を高めようと努力をすることは大切かもしれない。ただし、自分の立場を弁えずに貪欲に駆られるのは違う。
モーセはそんなコラに対して叱責をしている。
「モーセはコラに言った。「レビの子たちよ、よく聞きなさい。
あなたがたは、何か不足があるのか。イスラエルの神が、あなたがたをイスラエルの会衆から分けて、主の幕屋の奉仕をするように、また会衆の前に立って彼らに仕えるように、ご自分に近寄せてくださったのだ。
こうしてあなたを、そして、あなたの同族であるレビ族をみな、あなたと一緒に近寄せてくださったのだ。それなのに、あなたがたは祭司の職まで要求するのか。」
私たちはコラのようになってはならない。
他の人の立場を尊敬し、従う代わりに
他者を羨むという行為は避けよう。
神があなたのために用意してくださってる特別な目的を見失わないために。

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