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₃₅ フリルの可愛さについて

《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、フリルについて考えます!

装飾というパーツの自由さ

起きました。書きます笑。きょうはフリルの可愛さについて、ことばにできるでしょうか。フリルって、ドレスとかワンピースのそでについたフリフリのことですね。カーテンにもついてたりするかな。いいですね、まずはフリルのついたアイテムを当たっていきましょう。きのうのお題『エプロン』も、フリフリついてるやつがあります。あとは下着とか、ビジネスカジュアル的な服にもさりげなく入ってたりするかもしれません。けっこういろいろありそうですね。そして、しっかり可愛いです。とか言って、じぶんは一度もフリルのついた服を着たことがないので、ここから先は見る側の目線(あとは妻に教えてもらったわずかな情報)だけで可愛さを探っていく必要があります笑。でもひとつおもったのは、フリルって「装飾」なんですよね。装飾って本体を飾るためのパーツなわけで、フリル単体では行き場を失うし、逆にいうと、どこにでもつけようとおもえばつけられます。リボンみたいに。コラボレーションがうますぎるというか、装飾というパーツの自由さを再発見しました。この身軽さは、世の中でフリルが使われていく(かわいいアイテムが増えていく)のに重要な気がします。

エアリーな可愛さ

次に調査したいのは、やっぱりあのフリフリ感でしょうか。フリフリって、すこし動きを感じさせる音というか(おしりフリフリみたいな)、なんだか軽さがありますよね。風で揺れそうなくらいの。この軽いイメージはフリルの可愛さと関係あるのかな。すこしあるような気もします。空気をまとって、ふわっと軽く揺れてるイメージ。軽さはつくりかたにも出てるというか、フリルって中の糸を引いて生地を詰めるわけですよね。予想ですけど。そうやってつくると布は自然にひらひらするし、風で揺れたときのかたちに収まります。ある程度はかたちが固定されてるから、無風の場所にいても風を浴びてるように見えるわけじゃないですか。それっておもしろいというか、ヘアスタイルも同じですよね。風を浴びてるような、空気を含んだような状態を再現することでエアリーさを表現してるっていう。うん、フリルにはエアリーな可愛さが含まれてる、と言えそうです。そういうとこがやわらかい印象につながってるのかも。

役に立つフリル

書きながらすこしフリルのことを調べてたんですけど、250年くらい前だと男性の服にもついてたみたいですね、フリル。言われてみれば音楽室に飾ってあったモーツァルトの肖像画とか、そでがフリフリしてた気がします。ヨーロッパの貴族たちが見た目を豪華にしたり、センスを見せたくて使ってた的なことらしく。いいなー、現代のメンズファッションでも取り入れられないかな。じぶんはすぐそっちに頭がいきますけど笑、もうひとつ調べててなるほど〜とおもったのがフリルには機能的な面もあるらしいんです。東欧の寒い地域ではフリルのついた民族衣装があって、それは防寒効果があるからなんですって。たしかに、まっすぐな生地よりもひらひらしてたほうがより多くの空気を含んでおけますもんね。さっきのエアリーな構造が、まさかの機能的なメリットを生み出してたっていう話です。暮らしの面でも役に立つフリル。取り入れないわけにはいかなくなってきました笑。


きょうはここら辺でおわりにしたいとおもいます。書いてみてすこしフリルの見かたが変わりました。明日はなんの可愛さを調べようかな〜。

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