勉強しかしてなかった専門学校時代
私は高校時代に宮崎の日南学園で野球をしていました。
高校は野球に没頭しました。
没頭しすぎました。
そこで何が起きたかというと
野球部を引退したときに
「次の進路どうしよう…」と悩みました。
当然です。
勉強していない人間が、勉強で進学できるわけありません。
野球しかしていない人間は野球で進学しないといけません。
しかし私はセンスがありません。
大学まで野球をやる気力もありません。
だから進学するには勉強を頑張るしかなかったのです。
そこで選んだのは専門学校でした。
理由としては
「行きはよいよい帰りは怖い」状態なので
入って頑張りさえすれば国立大学にいけると思い
専門学校に入学することを決めました。
そこで入った専門学校
ヒューマンアカデミー福岡校という所でした。
スポーツカレッジに入った私は、スポーツトレーナーの勉強をしながら編入対策をするという毎日を送ります。
志望大学も国立鹿屋体育大学だったので
勉強内容と志望大学に差異がなかったのもいい点でした。
しかし入ってくる同級生は
「国立受けたけど受からなかった」という
高校勉強頑張ってきた人たちが同級生でした。
一方私は勉強を頑張らなかった人間
天と地ほども知識に差がある状態でスタートしました。
私が目指していた鹿屋体育大学の編入では
・小論文
・面接
・実技
この辺りが試験内容でした。
それに加えて編入学には英語が求められることもあるので
「英語があればなおよし」という状態ではありました。
そのため入学してからは地獄の英語勉強が始まります。
まず入学してすぐにテストがありました。
クラス振り分けのテストです。
最初に英検準2級(高校2年生程度)の過去問を解きました。
筆記だけなのでリスニングは抜いた得点45点満点でテストしました。
私は驚愕の9点でした。
しかも一問も分からずに、勘で解いた9点です。
ヤマカンで9点って結構いいですよね(^^)
私は絶望しました。
クラスで最低点でした。
そこから勉強の日々が始まります。
・毎朝7時に起きて学校の準備
・帰ってくるのが17時でそこから2時間勉強
・ご飯を食べてお風呂に入って21時から深夜2時まで勉強
毎日学校に帰ってから7時間勉強を続けました。
授業でも先生に質問し続けました。
基礎を度外視して授業を進める先生に対して
そもそもの基礎がわからない私はそこを聴きました。
授業が終わっても疑問は尽きませんでした。
その成果もあって
2ヶ月後の英検準2級は一発合格
1月にあった英検2級も筆記は一発合格
する事ができました。
結局編入試験は必要としませんでしたが、
高校勉強してなかったという劣等感を払拭できた経験でした。
あの時頑張ってて良かったとまではいきませんが、
あの時の判断は間違ってなかったなぁとしみじみ思います。
あの時くらい今頑張れよって常々思います。。。(笑)
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