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風鈴まつり(栃木県下野市/下野厄除大師)

私は川越が好きでコロナ前は何度も行っていた。

夏といえば風鈴まつりで
川越の氷川神社の風鈴まつりはとてもキレイだった。
カラフルな風鈴が印象的だった。


  
ある日、新聞を見ていると
栃木県でも風鈴まつりをやっている神社があると知った。
期間も長い。

初めて行く神社だが
カーナビで行ってみようと思った。

 
下野厄除大師は二体の赤と白の巨大な招き猫がいた。

その猫を目印に先へ進むと
風鈴に吊す用の短冊が置かれていたので短冊に願い事を書く。

 
駐車場から歩くだけでジリジリと暑く、汗をかいたし
メイン通りから離れたヒッソリとした場所にあった神社だったが
私のように新聞につられて来たのか
想像以上の人で賑わっていた。

  
川越氷川神社がカラフルな風鈴なのに対し
こちらは透明な風鈴に様々な絵が描いてある風鈴が飾られていた。

自分好みの柄の風鈴を見つけたり、探すのも楽しい。

 
短冊をつけた後は
風鈴の音色を聞きながらたくさんの風鈴に癒された。

 
立派な神社だった。
蓮の花も美しい。

 
銭洗い弁天もあり、神奈川だけではないのかと驚く。
また、剣が埋まっており、ウサギの絵馬もあり、白鷺神社(上三川町)だけではないのかと驚いた。

 
30年以上生まれ育った県でも
まだまだ知らないことはたくさんあり
行ったことがない場所はたくさんある。

 
「風鈴キレイですね。」とか
「今日も暑いですね。」とか
そんな他愛もないことを
たまたまその場で巡り会った人と
名前も知らない人と話し、笑い合う。

そんな時間が好きだった。

 
昔の私では考えられない。

一人で様々な場所に行き
現地の人や
その場に居合わせた人と言葉を交わせるようになったのは
20代になってからだろうか。

大人になったからこそ味わえる楽しみだ。

 
今年の夏は最高気温35度以上の日が続く試練の夏だし
私は夏の暑さが苦手だけれど
夏の楽しみ、夏故の楽しみを一つ二つと見つけて
笑って過ごしたい。















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