「ダメ、ゼッタイ」!!!白梅の実態(2)
違法!!!白梅の休日入試と「IOC」
白梅学園大学は6月19日(日)、7月17日(日)、8月7日(日)、8月28日(日)にオープンキャンパスを開催します!
ところで受験生と保護者の皆様、高校の先生方、白梅学園教職員の皆様、このオープンキャンパスが違法であることをご存じですか?
前述のオープンキャンパスは全て、休日である日曜日に開催予定です。
労働者(学園の教職員)に対して使用者(学園の経営者)が休日・時間外勤務を命ずるためには、その「事業場」(キャンパス)内で選出された「労働者過半数代表」が使用者との間で協定を締結しなければなりません。
この協定は、労働基準法第36条にちなんで通称「三六(サブロク)協定」と呼ばれています。
法に則って正統な労働者過半数代表を選出した上で三六協定を締結しないと、休日・時間外勤務命令は就業規則違反となり、違法・無効となります。
では、白梅学園では三六協定が正しく締結されているのでしょうか?
2018年から白梅学園大学に務める非常勤講師によると、
「労働者過半数代表に関して大学からの連絡はたったの一度だけ、2019年4月6日付の文書がメール添付で送られてきました。
送られてきたのは労働者過半数代表の選出規定の改定についての文書でした。
要約すると、『労働者過半数代表の任期を定めず、欠員が出たときだけ選挙や信任投票等を行う方式にした』とのことでした。
つまり、労働者過半数代表の選出を毎年行う方式ではないということです」
大学という組織は着任・退任する教職員が毎年いるわけで、毎年選挙を行わなければ労働者過半数代表が「事業場の全労働者の過半数が選出した代表者」であるとは言えなくなります。
「非常勤講師を5年ぐらいで使い回す」白梅学園であれば尚更のことです。
よって、労働者過半数代表が正統な手続きで選出されていないことから、白梅学園では三六協定が無効状態であり、休日入試・オープンキャンパスのような休日・時間外勤務命令は一切できないことになります。
つまり、予定されている白梅学園のオープンキャンパスは、
「IOC」=「Illegal Open Campus(違法なオープンキャンパス)」だということです。
教職員の皆様が「IOC」を「ボランティアでお手伝い」するかどうかは各々の自由ですし、「IOC」に参加するサブロク=18歳前後の受験生の皆様が「会場にいるボランティアの大人」の指示に従うかどうかも全く自由であるということになります。
禁断!!!副学長、贔屓の学生に「片想い」?
受験生の皆様、そして保護者の皆様、志望校は熟考の上お選びいただきたく思います。
特定の学生だけが優遇され、その他大勢の学生たちが冷遇されるような大学はお勧めできません。
冷遇される学生たちだけでなく、不当に優遇される学生も周囲からの視線等によりツラい思いをすることでしょう。
その点、白梅学園はどうでしょうか?
「IOC」に参加するだけでは分からない部分かと思いますので、内情の一端をお伝えします。
非常勤講師のA組合員が不当な雇止めにあったことは前回までの投稿でお伝えしてきましたが、理由として「ある1人の学生からA組合員の授業に対する苦情があった」ことを学園は雇止め理由証明書に記しています。
A組合員は苦情を真摯に受け止め、当該学生が求める通りに対応しました。
にもかかわらず、学園は1件の苦情を雇止め理由としました。
そればかりか、苦情があったという主張が、団交の席上において学園側から、というより大学の保健センター長兼副学長から執拗に行われてきました。
そしてこの点について言及する副学長の姿が、明らかに冷静さを失っているように我々の目には映ったのです。
学園側の団交出席者のうち副学長だけが、贔屓の学生からの苦情だけを重視し、感情的に繰り返し主張してきました。
裏を返せば、その他大勢の学生の意見は軽視していることになります。
受験生の皆様、そして保護者の皆様、志望校はくれぐれも熟考の上お選びいただきたく思います。
(なお、A組合員は苦情を出した学生のことは全く恨んでいないことを申し添えておきます)
要求!!!白梅よ、「更生」せよ
前回から述べてきたように、他大学と比べても圧倒的に杜撰なコロナ対策による「危険」な学内環境のみならず、
・三六協定が無効状態のまま、2021年の巨大スポーツイベントの如く「IOC」を強行開催しようとする「違法」行為
・長引くコロナ禍において密接な関係に飢え「禁断」症状が現れたか否か定かではないが、特定の学生への贔屓
・贔屓の学生からの苦情を優先させる形での不当な雇止め
白梅学園には以上の過ちを認め「更生」することを求めます。
白梅の実態、「ダメ、ゼッタイ」!!!
※参考:白梅学園大学公式ホームページより
(https://daigaku.shiraume.ac.jp/university/teachingstaff/)
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