「大問題」!!!白梅学園の実態


圧力!!!組合ブログの削除要求

前回、白梅学園の実態に関するブログを投稿したところ、学園から当組合に対し
 
「ブログの削除」
 
を要求されました。
 
学園は、その理由を「学生の不安を煽る、学修の意欲を削ぐような内容である」とし、前回ブログの「教員に不安を訴え要望を出した学生の一人は、前期(4~9月)終了を待たずに退学してしまいました。」の文言が「全く事実と異なる内容」であると主張していますが、これに対する当組合の反論は以下の通りです。
 
1、まず、「学生の不安を煽り、学修の意欲を削ぐ」ような事態が起きたとしたら、その原因は当組合の投稿ではなく、学園の感染対策の不徹底(前回投稿参照)に求められるべきでしょう。
 
また、「学生が対面授業に不安を感じ、オンライン授業を希望すること」と、「学修の意欲低下」はイコールではありません。学園は、
 
「対面授業を拒否する学生・オンライン授業を希望する学生は、やる気がない」
 
とでも考えているのでしょうか?だとしたら、白梅学園は構成員の命や健康を全く尊重せず、学生の学修意欲を尊重せず学習権を侵害する、とんでもない組織だということです。
 
2、前回ブログの「教員に不安を訴え要望を出した学生の一人は、前期(4~9月)終了を待たずに退学してしまいました。」の文言についても、2021年5月に感染対策に関する要望を教員にメールした学生が実在し、当該学生は同年7月末に退学していることから、投稿内容は事実です。
 
 以上2点から、当組合は、「ブログを削除せよ」という学園の不当な要求には一切応じません。むしろ今後も、問題だらけの学園の実態をお伝えしていきます。

疑惑!!!卒業式・入学式「過密写真」をトリミング? 

写真は白梅学園大学ホームページより
写真は白梅学園大学ホームページより

写真1枚目は2022年3月15日に行われた白梅学園大学卒業式、2枚目は同年4月1日に行われた入学式の写真です。2枚の写真を、前回ブログの2021年度入学式の写真と見比べてみてください。大きな違いがあることに気づきましたか?
 
 
 前回の写真はステージの下も写っているのに対し、今回はステージ上のみの写真です。
最初から写さなかったのか、それとも写り込んだものをトリミングして掲載したのかは分かりません。
 
なぜ、ステージの下にいるであろう卒業生・新入生の姿を写さなかったのか?
答えはおそらく、「密過ぎて写せなかったから」でしょう。
 
学園ホームページによると、前回入学式の参加者は「新入生352名+専任・常勤教職員」だったのに対し、今回卒業式の参加者は「卒業生347名+専任・常勤職員+卒業生の保護者・保証人(卒業生1人につき1名まで)」、今回入学式は「新入生328名+専任・常勤職員+卒業生の保護者・保証人(卒業生1人につき1名まで)」でした。
 
学生の保護者・保証人のうち何人が参加したのかは不明ですが、狭い体育館の中で前回入学式以上の過密状態が生み出されたことは間違いないでしょう。
 
 ホームページには、写真と併せて学長告辞が掲載されています。
今回卒業式の学長告辞には、以下の一文があります。
 
「さて、皆さんもご存知のことですが、今この時にも、ウクライナでは人々の生活が脅かされ、命が奪われています。それも、天災でもウイルスでもなく、一人の人間によって町がいくつも消滅しているのです。こんなに不条理なことはありません。この大量殺人を、子どもたちにどう説明するのか。そして情報の操作が行われ、フェイクがまことしやかに発信されています。」
 
「情報の操作」とは、どの組織のことを言っているのでしょうか?
 

隠蔽!!!感染者数の公表を断固拒否


 
 白梅学園の隠蔽体質は、過密行事の写真だけにとどまりません。
 
 前回の団体交渉で、当組合は学園に対して学園内の新型コロナウィルス感染者数の開示を要求しましたが、学園の回答は「口外しないなら開示する」というものでした。
 
 他大学では学園内の感染実態を逐次公表することは当たり前に行われていますが、それを断固拒否する学園の姿勢に、当組合は不信感を覚えます。学園関係者・地域住民の皆様も、学園の感染実態が分からなければ、安心して通勤・通学・生活することができないのではないでしょうか?
 
 かつて某大御所俳優(故人)が、違法薬物を下着の中に隠していて逮捕された時、取材に対して以下のような趣旨の発言をしました。
「このようなことが起きないように、今後はパンツを履かないようにする」
 
 組合ブログの削除という不当要求。過密行事写真の「トリミング」。感染者数の隠蔽。
 白梅学園においても、昨年度とは文字通り「ケタ違い」の感染状況にもかかわらず、危険や不安に対して根本的な解決を図ろうとせず、見当違いの「対策」で乗り切ろうという魂胆が見て取れます。
 

要求!!!白梅学園は不当雇止めを撤回せよ


 
 2021年度の白梅学園の杜撰な感染対策を改善するように提案した非常勤講師のA組合員が、不合理な理由で学園から雇止めされたことは前回ブログでお伝えしましたが、当組合の必死の交渉にもかかわらず、学園は未だ解決策を提示する姿勢を一切示していません。
 
それどころか、前述のように学園は組合が事実に基づいて投稿したブログに対し、削除要求という圧力を掛けてくる始末です。
 
 組合の要求は一切受け付けないが、組合に対して不当な要求を押し付けてくる学園の姿勢は、団体交渉の「労使対等原則」を著しく軽視していると言わざるを得ません。
 
労使対等原則を尊重し2022年途中からでもA組合員の雇用を回復するよう、当組合は学園に要求します。

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