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Adoファンによる紅白の感想…何度聴いても、一度きり

一昨日の紅白歌合戦、22時過ぎからTVを付けて待機しておりました。ちょうどポケットビスケッツが出ていた辺りから観たんですね。ちょうど懐メロゾーンに入っていてこれはこれで良いな、などと思いつつ…目当ては勿論、我らがAdo嬢でございました。

音楽で殴る、ということ

既に先月、TVでの披露は4度目になる「唱」ですが、紅白では舞台となった京都・東本願寺に合わせ和風のイントロが付きました。曲が始まってからは今年の1億再生曲が鳴り響いた…迫力の生歌唱と共に。そんなステージでしたね。

常々、思っているのですが彼女はライブを楽しんでいるのだなぁと伝わってくるんですね、毎回。それは、同じ曲でも聴くたびに歌い方が変わっていて、そこに「こう歌おう」という計算を感じない生粋のライブ感を感じる事です。

90年代から、生放送の歌番組は色々観てきました。相当に上手いと言われている歌手でも、生歌唱だとハプニングが起こります。歌詞間違い、歌詞飛び、音程外れ、などなど…です。ですが、それが駄目なのではなく、「一回きりの歌」として魅力的に聴こえるのがプロだと思っています。正確に歌っているのが聴きたければCDで良いのです。「崩れて」いるのが生の醍醐味だとさえ思います。

話をAdoちゃんに戻しますと、一昨年12月に初めて彼女のライブに参戦、その歌声を生で聴き、スタジオ音源とは段違いの迫力と大胆な「崩し方」に大興奮だったことでより一層、ファンになった事を上の記事に書いています。たとえば、全く同じセットリストであったとしてもまたライブに行きたいな、と思わせる「一度きりの魅力」に溢れていたということなんですね。さらに彼女は、崩れていても音程は外さないので聞き苦しくはなりませんし、より曲の良さが増幅されるアレンジをしてくることは「うっせぇわ」や「逆光」で実証されています。

今回の紅白も、伴奏のアレンジも含めオンリーワンの「唱」でした。
シャウト、裏声、七色の歌声と彼女の歌唱力が曲の間ずっと炸裂する忙しない曲ですが、歌うたびに種類が増えていくような楽しさを感じます。
特に毎週、オールナイトニッポンで近況も聴きつつのいよいよ紅白、だったので一緒にコレに向けてやってきた、みたいな感覚で観られたのも感慨深かったですね。いや、勿論私は応援していたのみで何もしていませんが(笑)。

今回紅白で初めてAdoを観た、という人も「凄い!」という感想が多数だと見受けられました。間もなくファン歴三年目に突入する人間として誇らしさも覚えつつ、小気味よく年を越せた、良いパフォーマンスでした。
お茶の間の人達も、彼女の歌に「殴られた」ような、私が初ライブの時に受けた衝撃を感じてくれたのではないでしょうか。

今年は、世界の歌姫に

先日、ファンクラブ限定でのラジオ番組で一年の振り返りをやっていて、「まだ一年しか経ってないの!?」「えっ、まだ二年!?」と自身の活動のスピード感に自分で驚いていましたね。上の記事にもありますが、世界ツアーをやるアーティストとしては異例の早さと言われています。
必ず成功させて欲しいですし、その先の国立競技場での凱旋公演には参戦確定済みなので、そこで感動して泣きたい、って今から思っているほどです。

今回紅白そのものも、視聴率は振るわなかった…しかしながら放送後の評判は上々だったとの記事もありました。やはり浜辺美波、橋本環奈が並べば不満に感じる人などいないという事でしょう(笑)。

何はともあれ、今年のAdoちゃんにも期待しています!

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