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ダブドリ的 「#Bリーグの楽しみ方」

ダブドリとnote

こんにちは、ダブドリ編集長の宮本です。

ダブドリではnoteを活用させていただき、
通称「ダブドリnote」を更新しております。内容は、
・取材記事の公開
・メンバーシップ「ダブドリSOCIO」の運営

などになります。

取材記事はダブドリ本誌には載せることのできなかったけど、
本誌レベル、もしくはそれ以上に濃厚なインタビュー企画

試合レポートの「エンドラインからの景色」

などを公開しています。

メンバーシップ「ダブドリSOCIO」では、月額500円で
ライター大橋の濃密な有料の取材記事「ブリッジ」が読めたり、

ちょっとした学びが得られる?
ダブドリ編集長宮本の「みやもんのバスケットnote」

などを無料で読むことができます。(単品購入も可能)
また、インタビューの事前質問の募集やライブ配信、zoomオフ会、プレゼント企画なども行っております。
ダブドリnoteを読んでいただいたり、ダブドリSOCIOに入会いただくことも、あなたのBリーグをより楽しくするきっかけのひとつかもしれませんので、遠慮なくフォロー、ダブドリSOCIO入会をお待ちしております(笑)!

ダブドリ的 #Bリーグの楽しみ方

今回はnoteさんの企画で、「#Bリーグの楽しみ方」というのを見つけたので、ダブドリ的 #Bリーグの楽しみ方 をご紹介したいと思います。
※優秀作品に選ばれるとBリーグアワードに招待してもらえるそうなので、皆さんもぜひご参加してみてください。

ダブドリはデザインと写真、そしてロングインタビューで選手やコーチ、クラブの魅力に迫っていくバスケ雑誌(正式には書籍)になります。

ここ2シーズンは試合の取材にも多く足を運ばせていただけるようになりました。その中で生まれた企画が「エンドラインからの景色」でした。

こちらの企画は宮本が担当しておりますが、今回はこの企画の作り方
こうやってBリーグ取材を楽しんでいる
という方法論。約2時間の試合の中で、こんな感じで取材をしていますというところをご紹介したいと思います(笑)。

まず、取材申請をPHOTOでします。
基本的に1人での取材になるため、写真を撮りながら、試合後の会見での質問を考えるために、この試合のポイントとなった部分を見つけていきます。
また質問は他のメディアさんもいらっしゃるので、好きなだけできるわけではないため、試合においてより重要だった局面を端的に質問できるように、試合のターニングポイントを探します。

ちなみに圧倒的にPENでの取材の方が、試合で何が起こっているかは見えやすいです。初めてPHOTOで取材を行ったときは
「何もわからん!!!!」
となりました(笑)。

一番最初に取り組むべきポイントは、
その選手らしいプレーの写真を撮影することです。
ある意味、試合の序盤に記事に採用できる写真が撮れたと感じた
ときの安心感は、試合の解像度を上げてくれます(笑)。

試合のターニングポイントとその選手らしいプレーの写真を撮影するために行うことが、そのチームのベーシックセットを覚えることです。
最初の数ポゼッションである程度のオフェンスの構造を理解し、ディフェンスの構造を理解し、
「ここにアタックしてくるからここに構えよう」
「ここのオープンショットを作りだろうとしているからここで撮ろう」
「この選手はここのミッドレンジは許容されているから……」

などをチェックし、カメラワークを意識します。
もちろん、そこから派生するオプションが無数にあるので、それらの全て覚えることはできません。しかし、
「この展開で、ここのアタックを狙っている。そしたらこのディフェンスが動くだろうから、ビッグマンへのアシストが狙えるな」
と理解することで、スピード感あるアタックの写真を撮りつつ、アリウープなどにも対応できます。また
そのオフェンスが相手にとって効果的か?
またはディフェンスがスカウティングをして何かそこに対して準備をしてきているか。もしくはそこのシュートは許容しているか。

などを見極めることもできるため、会見での質問に繋がる発見も得ることができます。

レバンガ北海道で言えば、関野剛平選手が左コーナーでスリーポイントを狙って、ディフェンスがクローズアウトをしてきた場合は、彼がアタックするところは左のエルボーなので、そこにカメラを構えて待つといいジャンプショットが撮影することができる。
といった感じです。

そして、もう1つがタイムアウトを取る前のコーチの表情、動きをチェックします。
試合が進んで流れが行き来する中で、基本的には劣勢となったチームがタイムアウトを要求します。
よって、
そろそろタイムアウトだな
と感じる場面が必ず訪れます。どちらかに流れが傾いたと感じ始めたら、劣勢になっているチームのベンチをしっかりと観察します。

大抵の場合は、シュートを決められた後にコーチがタイムアウトを請求しますが、そのスピード感や表情、そのときのコーチのポジショニング、そしてそこまでの失点の仕方を整理して、その1分間で何を伝えるのかを予想します。プラスして、選手たちのベンチへの戻り方もチェックします。仲間を鼓舞している状態か、それともヘッドダウンしているかで選手のメンタリティを想像し、次の展開を予測します。ちなみにこの選手たちの様子は、ダブドリ本誌でインタビューをしてみたい選手を見つけるポイントのひとつの要素にもなります。

タイムアウトではメンバーを変える場合もありますし、戦術を変える場合もあります。用意してきたプランが遂行できてないことをコーチが強く示すこともあるでしょう。

そこはゲームの転換期になるので、僕自身もコーチになりきって
「この流れなら、このオフェンスをコールすると思う」
「ここで相手のディフェンスがゾーンになるかもしれない。ピックのカバレッジが1回だけショーディフェンスに変わるかもしれない」

などの予測をして、カメラを構えます。

この自分の予想とコーチの選択の答え合わせが、個人的には最高に楽しい瞬間です。

そして、それがバチっとハマれば
やっぱりここでこの選手にシュートを打たせるか!
となりますし
全然違ったー、なるほど。このコーチすごいな!
ということもあります。
もちろん、
うわー、崩れないでー!試合が決まっちゃうー!
というときもあります(笑)。

このように取材を楽しみながら、(プレッシャーに胃がキリキリすることの方が多い)最後の会見では、
よりゲームに影響を与えた攻防、シチュエーション
プラン変更を余儀なくされたと思われる瞬間

などを抽出して、コーチに質問をさせてもらっています。

それが「エンドラインの景色」でのコーチ会見レポートとして、アウトプットしているという流れになります。

進化のスピードが凄まじいBリーグ

バスケットボールをどう楽しむか。

メディアという立場で考えるのは、

進化のスピードが凄まじいBリーグの戦術攻防や駆け引きをいかにわかりやすく届けるか。

これをずっと考えてきました。

ただ、本当に進化のスピードが速いので、
今シーズンがこうだったから、来シーズンはこう戦えばいい
とは言えないのがBリーグだと感じていますし、
それを言語化するのは、非常に難しい作業だと思っています。

中途半端にアウトプットをしてしまえば、クラブの解像度が下がってしまう場合もあるので、1メディアの責任としてしっかりと紐解くことが問われます。
(何もアウトプットをしないということはそもそもメディアルールに反しているし、個人的には主観ではなく、客観的でありながらそのチームだったら、コーチだったら何をするかを考えています)

来シーズンはメディアとして、そこのせめぎ合いをもうちょっと攻めていきたいなーと思ったりしています。

そうすれば、皆さんの
「#Bリーグの楽しみ方」
の幅がもっと広がるだろうなと思っています。

試しにダブドリSOCIOに入会して、ちょっと皆さんの
#Bリーグの楽しみ方
を広げてみてはどうですか(笑)?

(最近、更新できてないから広がらないかもなー笑)

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