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クラウドサインの採用候補者向け事前回答

連日多くの方と、採用面接をさせていただいてます。その中で多くの方が事前にnoteやTwitterを事前に目を通していただき御質問いただく機会も増えてきました。

であるならば、毎回御質問頂く事は事前に回答しておく方が当日の採用面接を有意義な時間にできると思い。採用面接も1時間の枠内で候補者とお話させていただく限られた時間で、全力を注ぐ。

よくある御質問

Q.  なぜ弁護士を辞めて、弁護士ドットコムに入社したのですか?

A.  想いとしては「弁護士」の職務を全うし続けている。弁護士は若い頃から目指していた。目の前の課題を通じて、時代時代の社会課題、法的課題を解決していくのが弁護士の役割。高度経済成長で日本企業が海外に進出するとき、渉外弁護士の方々が活躍した。例えば全国的に借金問題が生まれたとき等、弁護士が奮闘する姿に感動して感銘を受け続けている。自分は法的課題、社会課題をテクノロジーを通して解決できないか。それが自分の弁護士としての仕事、責任だと考えている。

Q.  クラウドサインで活躍する人はどんな人でしょうか?

A.  電子契約サービスは現在も、今後も動きが早い業界です。努力して知識や経験をアップデートし続ける「変化対応力」、変化対応するために必要な「努力を人生の中で内包できている」ことが大事。努力を意図してするのでなく、人生の中に内包されていると常に変化に応じて知識を獲得し続けることができる。その努力を、すごく見ている。

また、チームで大きな成果を出すため、チームでの役割をこなせる人が活躍できる。このプロジェクトではチェンジリーダー、このプロジェクトではモデレーター、このプロジェクトではリサーチャーなど、役割の引き出しが多いと活躍しやすい。

Q.  クラウドサインはどんな人が多いのでしょうか?

A.  20代でマネージャーに抜擢された人もいれば、60代で経験を生かして入社いただきマネージャーに昇格した人もいる。多種多様な強みを組織に還元できる組織でありたいので、多様性ある個性の方が多い。共通点は、クラウドサインという製品を好きな人、理念に共感している人が多く、実際にスコアも高い傾向が出ている。

最近では、Microsoft、IBM、Salesforce、SAP、Sansan、サイボウズ 、ワークスアプリケーションといったクラウド/ソフトウェア業界からの入社者も多く、組織としてクラウドビジネスの知見が溜まってきている。これからSaaS/クラウドビジネスを学びたい方には学び多い日々になると考えている。

Q.  クラウドサインは成長できる環境でしょうか?

A.  成長できる秘訣は「意思決定経験」と比例すると考えている。クラウドサインは今、物凄いスピードで、決断の日々を歩んでいる。法が変わり、製品を常にアップデートし、電子契約をめぐる環境も常に変化し続けている。社会が変わっているのに、私たちも変わらなければいけない。変化は自動的にやってこないので、意思決定をしなければならない。その数は多い。

その意思決定を連日行い、或いは連日目撃することになる。同じ毎日はやって来ない変化の多い日々は「成長せざるを得ない経験」を得られると考えている。クラウドサインは今、その時期。

あとは上記の通り、クラウドビジネスに高い知見を有している経験者も社内に多く、そのビジネスを先輩社員に聞くだけでも学び深い環境が揃っています。

Q.  クラウドサインの課題はなんでしょうか?

A.  150年近く続いてきた印章文化は明治時代のイノベーターが採用し、多くの法令/法律、ガイドライン、実務慣行の積み重ねを経て、現代の取引インフラ、商慣習にまでなった。大偉業だと感じている。

これをデジタル化するのは、もう一度150年に値する積み重ねを短期間で実現しなければならない。課題だらけです。様々な業種業界でのガイドラインが必要ですし、まだ紙が義務付けられている法令も変えなければならない。判例による淘汰、積み重ねも今後経るだろう。

顧客もクラウドサインという新しいテクノロジーを法的にどう評価するか。既存の稟議プロセスの中でどう組み込んでいくか。法的、セキュリティ、ガバナンス、内部統制、実務処理、業務フローの中で、最適な実務を、顧客企業に応じて構築し続けなければならない。その中で生まれた課題をプロダクト開発、サービス造りに生かし、今日実現できないことを、明日実現できるようにしなければいけません。

その積み重ねを経て、これからの100年を支える新しい契約のかたちを創り上げていきたいと考えています。課題は無数にあり、これから入社する方々に解いていただきたいと考えています。

以上。適宜加えていきます。

お読みいただきありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ