SaaS企業の採用トレンド。SaaSエコシステムが成し遂げたこと

2015年くらいからSaaSイベントがひっそりと開催されるようになり、SaaSに付随して生まれた職種のインサイドセールス（SDR）とカスタマーサクセスの職種別イベントが開催されるようになりました。

世間ではSaaSでなくサブスクリプションに注目が集まる中、ベンチャービジネスの産業界ではVCがSaaS企業への出資が多く、起業家もまたこの産業での起業が増えています。本当に増えてます。とても良いこと。

SaaSがエンタープライズ層にも届き、人が呼べるコンテンツになり、SaaS企業も大企業に販売したい思惑があり、大企業向け大規模カンファレンスが開催されるようになりました。

自分自身もいくつかのイベントに講演の機会をいただき、SaaSエコシステムに貢献させていただく一方で、クラウドサインの魅力を周知する機会として飛び回りました。1人でも多くの人にクラウドサインとSaaSの魅力を知って欲しい、と思いました。

ベルフェイス主催「Inside Sales Meetup 2019」

ビズリーチ主催「Inside Sales Conference 2019」

Salesforce主催「Themodel Academia」

FORCAS主催「SaaSWay」

zuora主催「Subscribed 2019」

採用活動をしてみて

最近の採用活動を通して様々な方とお会いさせていただいております。転職の理由に「SaaS企業主催のイベントに参加してみて、その業界に所属したいと思った。」という方が本当に多いです。肌感覚ですが、ビジネス側職種の40%くらいの方がそのような動機付けです。

自社でインサイドセールスを取り入れてみたが、体系的な理解が中々わからず、先輩方から学び、自分を鍛えたいと思うことも無理もないことです。断片的な情報はあるものの、内部でしか味わえないことも多分にあり、その中に身を置いて変わりゆくこの時代に追いついていきたい。そんな声も少なくありません。

かつてモバイル向けのゲーム産業に身を置いていたこともあり、その際に大企業やコンサル出身者が相次いでメガゲームプラットフォーム産業やゲームデベロッパー企業に転職が相次いだ時期があります。その時を思い出します。それ自体の評価は置いておくものの、成長産業への優秀な人材の転換は必然でもあり、産業構造が変わっていく評価視点になります。いつの時代も成長産業は重要な資源でもあるからです。

2015年細々と始まったイベントが、2019年大規模カンファレンスに変化し、徐々に産業構造の変化にまで繋がっていくのでしょう。その一翼に少しでも貢献できたのではないか、と2019年の年末が近づく中、思いました。

そんな産業構造をお話しするイベントが開催されるようです。三井住友フィナンシャルグループ出身で、SMBCクラウドサイン代表取締役の三嶋社長にも登壇いただきます。

（お申し込みは、こちら）

また、クラウドサインもセールス職、マーケティング職、カスタマーサクセス職などの人材を随時応募しております。是非ご応募くださいませ。

応募は、こちら。