美味しいものほど人に分けたい

子供の時は自分の好きなものは好きなだけ食べたい、という気持ちが強かった。しかし大人になるにつれ、美味しければ美味しいほど人に分け与えたい、自分の分は一口でもいいからいろんな人に味わってほしい、と思うようになってきた。

美味しいものは正義

筆者は食道楽であり、学生時代からなるべくエンゲル係数を増やせるように務めてきた。社会人になってからは、食べ物にもっとお金を使うことができるようになり、手を出せる範囲が広がった。和洋中・和菓子・洋菓子・お酒、ジャンルに拘らず美味しいものを求めて生きてきた。

その中で、美味しいものを人と共有したい気持ちが非常に強くなった。一人でご飯に行った場合は仕方ないが、それ以外で人に与えられる時は惜しみなく人にあげるようになった。


量より質

500円使うなら、1個100円を5個ではなく、1個500円を1個にする。なぜかというと、500円の到達している味やフォルムを100円は超えられないことが多いからだ。

せっかくお金を払うなら500円のレベルを体験してみたい。それがとても美味しかったら「こんな美味しいものを発見でき、しかも食べられてラッキー!!!」となる。


美味しいものほど人にあげたい

「こんなに美味しい物があるんだよ!!!」と他の人にも経験してもらいたい。したがって、美味しくないものは自分だけで消費する。わざわざ人に紹介する必要がないからだ。

そして500円が本当に美味しかったとする。それを自分以外の4人に配ることができたら、「一人当たり100円で500円の味を経験できる」と考える。「なんてコスパがいいんだ!」と思ってしまう。だから人にあげることを辞められない。


美味しいものを一人で食べても美味しくない

不思議なことに、みんなで「美味しい美味しい」と言いながら食べた方がとても美味しい。せっかく美味しく出来上がったものを、最も美味しく食べた方が全てが幸せだと思う。

だから美味しいものを見つけた時は、これを誰かに分けることができないか考えてしまう。


まとめ

世の中にはまだまだ美味しいものに溢れているから、これからも食べるのが楽しみ。最近は抹茶の蕨餅を食道楽な外国人にあげたら、甚く感動してくれた。あげてよかった。

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